9/18 富士山麓・樹海縦断ツーリング

参加台数:4台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R7@SHALLOW・DUKEカレーマン・TRACER氷鉋・MARS }


今回のツーリングは直前に車検を終えたばかりのR7での走行。冷却水や新しくなったエンジンオイル「ヤマルーブ RS4GP」も入って気分一新!

そして早朝の環七から甲州街道を右折して永福のスタンドで給油を済ませてから、中央道に入って石川PAに到着。

時刻は7:50。駐輪場のバイクは連休最終日の効果か、ほぼ満車状態で自分以外のメンバーばまだ誰も到着しておらず、スタートの8時まで時間があるのでPA内のイートインスペースの窓際席で軽く腹ごしらえのおにぎりを食べていると、窓越しにカレーマンの姿!

向こうもこちらに気付いた様子で店内に入って来ると「乙カレー」と朝の挨拶。カレーマンは既に朝食を済ませて来た様子で、15分程雑談をしてから駐輪場に戻るとバイクの数が更に増えていて、カレーマンのDUKEはR7の真後ろに停めてありました。

今回はこの後向かう談合坂SAに初参加のメンバーも合流予定なので、早速2台を始動させて出発しようとした所、ここで参加予定のさとみんから「出がけに職場から呼び出し、、仕事になりました🥲皆さん気をつけて ‼️」とのLINE連絡!

前日までは談合坂合流との予定だったけど、前回の腰痛に続き今回はお仕事での欠席…。

何か返信すべきか考えたけど、書き込む時間も無いのでそのまま中央道の本線を進み、一気に談合坂SAに向かいます。

だんだんと日射しが強まる中、救いだったのは渋滞が発生していなかった事。八王子料金所を越えて相模湖も過ぎて上野原も通過したら道は緩い上り坂に変わり、左端の車線から談合坂SAに到着。

そして談合坂SAも連休らしい賑わい。駐輪スペースも空いてる場所を探すのが困難で、最後列付近にそれっぽいヤマハの白いTRACER9 GTを視界の端に捉えつつ、徐行しながら停める場所を探すうちに最前列の更に前にある防壁辺りまで来て2台で一旦停車。するとタイミング良く最前列の2台が出発したので、そのまま空いた最前列にR7とDUKEを下げて停めていると、そこに現行型R7のMARS (マルス) 君が到着♪

早速新旧R7を並べると、先程の白いTRACER9 GTの氷鉋 (ひがの) 君が声を掛けて来てくれたので、せっかくだからと4台並べての記念撮影♪

MARS君は昨年5月、雨の京浜・島巡り以来、そして氷鉋君は前回の山梨・水巡りでスタート地点の海老名SAで遭遇してから連絡を取り合っていて、今回の初参加となりました♪

4台揃った所で一旦休憩時間として自分は周辺の撮影。

賑わう談合坂SAを歩き回り、時刻もそろそろ9:30になる頃、4台になったメンバーで再び出発。

中央道の本線を下って行きますが、ペースは最小排気量のカレーマンDUKEに合わせて進み、トンネル区間を過ぎたら大月JCTを左折して中央道の河口湖線へ。

ここからは交通量も減って見通し良く走りやすい区間。

リニア試験線のガードをくぐって左端に富士急ハイランドが見えたら河口湖ICを下りて一般道のR139を右折。

しばらく続く立体交差区間を過ぎて車線が一車線に絞られると交通量はそれなりに増えて来て、何度か渋滞にハマります。

それでも9月に入ったのに連日30度超えの猛暑が続いた東京よりは過ごし易い気温で、まだバイクで走るのも苦になりません。

何ヵ所か信号待ちをしながらR139を進んで行くと、鳴沢氷穴の看板が見えて駐車場入口を左折して進み、この日の最初の目的地、 鳴沢氷穴に到着。

入口前に到着すると、停められそうなスペースは車1台分しかないので2台ずつ縦列駐車する形でコンパクトに駐輪。

時刻も10時を過ぎて日射しも強くなって来たので、日陰で休憩しながら身支度を済ませて受付に向かいます。

入口には色々な看板が並ぶ中、受付ではこの後行く予定の富岳風穴の分もセットになった共通観覧券も売られていたので¥600を支払って共通券を購入。

通路を歩いて受付棟の裏手に出ると「只今の洞穴内 0℃」の看板横から下り階段が始まり、数段下りた所で既に空気はヒンヤリ♪

7月に入った奥多摩の日原鍾乳洞程の広さはありませんが、涼しさは同等で氷穴の中は進む程狭くなり、しゃがまないと通れない程。天井も低くなるので前方を歩くグループに追い付いて軽い渋滞になってます。

内部を進んで行くと「青木ヶ原樹海の神様」として奉られた神棚の解説が展示されていたり、

その先の地獄穴は江ノ島の洞穴まで続いてると云う説が書かれてますが、富士山の北西部にあるこの氷穴の位置からでは無理があるような気が…?

そして順路は氷の壁と氷柱。入口の看板に「この時期 氷柱はございません」と貼ってあったので今回撮影できたのは氷の壁のみ。

青白くライトアップされていてなかなかキレイ♪

これで鳴沢氷穴の中はひと通り歩いたので地上に出る階段を上がります。そしてここから見上げる森林越しの空を撮影したら鳴沢氷穴の見学を終えて、出口のゲートを出るとそこには2年前のゆるキャン△のポスター。

そして一旦売店を散策しながら休憩します。

店内は富士山のぬいぐるみやお酒にトミカまで扱っていて結構豪華♪

ひと通り見て歩いたら、次はすぐ近くにある富岳風穴に向かいます。

風穴までのルートは車なら2分と説明してたけど、せっかくなのでバイクを鳴沢氷穴駐車場に置いたまま、徒歩で青木ヶ原樹海の中を歩くルートを選択!

案内板の示す通り樹海の中を歩き始めると、前方には樹海ならではの立て看板。

命は大切です…!

更に樹海の中を進みますが、足場がゴツゴツと硬いのは溶岩流の上に形成された原生林だからだそうで、苔の生えた倒木があちこちに点在していて非日常の雰囲気を味わえます。

ある程度進むと再び案内板が現れ、風穴方向に青木ヶ原樹海の立て看板が設置されてましたが…、

ここで氷鉋君が左側の支柱に「今から死ぬ」と刻まれているのを見付け、なかなかシリアスな画像を収められました。命は大切です…。

そして向かい側にはベンチが並び、クランク状に曲がった木を撮影しつつ樹海を進むと人通りも多くなり、目の前には自然歩道の立て看板が見えて、富岳風穴に到着。

入口の看板を撮影してチケットの残りを使ってゲートをくぐると少し歩いた所にも案内板が並び、富岳風穴の階段を下りて行きます。

こちらも鳴沢氷穴と同様、何段か下りた所で冷たい空気に包まれて、風穴の中に入って行くと何ヵ所か天井の低い所もあったけど、鳴沢氷穴の中よりは広くて移動はこちらの方が楽。

中を進んで行くとフェンス越しに氷の池があって、こちらは溶けずに残ってました!

更に進むと溶岩鍾乳石や天然冷蔵庫の案内板があって、中には蚕や樹木種子が冷凍保存されていたという展示がされてました。

壁側には珪酸華や縄状溶岩の案内板。

そして最後は階段を上って地上に戻りました。

出口ゲートを出てガス孔跡も撮ったら目の前は富岳風穴駐車場エリアで、ここにも「森の駅 風穴」という売店があったので中でしばらく休憩します。

ここでもご当地のお土産が並び、ぬいぐるみやドレッシングまで扱っていて、富士山の土で作られた「富士山モアイ」なんて縁起物?まで置いてありました。

売店を出た4人は徒歩で鳴沢氷穴駐車場まで戻りますが、往路が樹海というシュールなルートだったので、復路はR139の歩道を歩いて戻ります。

国道沿いのバス停を過ぎて樹海の策沿いに歩いて行くと…途中で歩道が突き当たり…?と思ったら、

何やら樹齢300余年という、この「やどり木」という大木を迂回する為に歩道側が回り道するという造り。

真横から眺めるやどり木の姿を拝みながら再び歩道を進んで、鳴沢氷穴入口を右折するとバイクを停めた駐車場まで戻って4台を始動させ、鳴沢氷穴&富岳風穴を後にします。

駐車場を出て渋滞のR139に出た4台は当初予定していたR139を進むルートより、一本内側の県道71を進むルートに変更。R139を右折で出て渋滞の中を徐行で抜けて県道71を右折すると、信号の無いルートで旧上九一色村方面に一直線に進みまます。

思えば7年前に来た時もこのルートを使った記録が残っていて、位置的には名実共に今回のツーリングタイトル通りの樹海縦断ルート♪

この県道を真っ直ぐ進むと次の目的地である白糸の滝の目の前まで出られるので、前方の車の流れに合わせたペースで樹海を抜けて上井出交差点を右折し、白糸٠音止の滝に到着。4台は目の前のロータリー型交差点を左折して広い専用駐車場へ。

時刻は12:45。敷地内に入ると誘導員さんに案内された位置にバイク4台を停めてから料金所に向かい、駐輪料金を各¥200ずつ払うと白糸٠音止の滝の周辺マップを貰えました♪

最初に敷地内に入ると滝見物より先に4人とも空腹の状態だったので、敷地内にある平石屋さんに直行して富士宮焼きそばを食べようという事になりました!

平石屋さんの前に到着すると順番待ちは2組目。時間帯の割には意外と空いていて、「カウンター席で良ければ」と、奥の4席に案内されました。そしてお店の方から告げられたのが食材の関係から全員単品での焼きそば(¥650)にして欲しいとの事。セットメニューは選べないけど、元々お目当てが焼きそばだったので、その通りで注文を済ませたら、間もなく同じ焼きそば4皿が運ばれて来ました♪

窓際のカウンター席には程よく涼しい風が入り込み、食べ始めた焼きそばは塩味が効いた味。

カウンターのメニューの解説通り、食べ応えある焼きそばでした♪

4人それぞれ食べ終えると満腹とまでは行かなかったけど、この日は次にかき氷が控えているのでお会計を済ませたら平石屋さんを出て滝見物に向かいます。

案内板を見ると、白糸の滝には左からでも右からでも行けそうなので、取り敢えず左からのルートで歩き始めます。

すると目の前にはレンタサイクル。それも車種はヤマハのE-MTBシリーズのYPJ-XCかな?

一同 興味深く眺めてましたが、移動距離的にレンタサイクルを使う程でもないので撮影だけ済ませたら白糸の滝に向かいます。

そして売店「するがや」の前まで来た辺りで木の隙間から白糸の滝を発見。

更に するがやを過ぎた辺りの広場から滝が一望できたので、まず白糸の滝は全景を撮影できました♪

そして するがやさんの裏手には「音止の滝 展望場」の看板があって、この階段を上がった位置から音止の滝を撮る事ができました♪

展望場を下りて芝生広場の前を通って駐車場方向に歩いて行くと右側に何やら人だかり?

気になったので近付いてみると、この位置は音止の滝を真横から見られるスポットになっていたので、こちら側からも撮影♪

こうして今回初めて訪ねた白糸の滝٠音止の滝は駐車場から園内までそれぞれ造りが新しく近年リニューアルされた観光地のようで、特に音止の滝の展望場はツーリングの僅か5日前に完成したばかりだったというタイミングの良さ♪

まだ工事してそうな箇所もあったので、またいずれ訪れる時は更に見どころが増えてるかもしれません。

駐輪場に戻って4台を始動させると、あとはこの日最後の立ち寄り先となる雲上かき氷に向かいます。

白糸の滝に到着する前に通って来た上井出交差点を横断して県道72を進み、篠坂交差点を右折して県道180を少し進んだ右側に見える小さな小屋が目的地の雲上かき氷

元々さとみんが希望して探し出したお店ですが、前回訪ねた「いちごの里 Berry Good」のような古民家とは違い、こちらは路面店といった趣き。

人気店なのか既に道の両脇には何台かの車が停まり、辛うじてお店の先のトレーラーハウス前のスペースが空いてそうだったのでそこに4台を突っ込み、MARS君のR7もサイドスタンドと路面の傾斜角と格闘しながら何とか無事に駐輪♪

4台を停め終えると早速売店のカウンターに向かいますが、貼り紙には「かき氷のお待ち時間45分」と書かれてます。

それを驚きの目で眺めていたら、お店のお姉さんから「今からでしたら50分ぐらいになりそうですけど~」と伝えられましたが、まだ時刻は14:30だしせっかく来たので待ちましょう!と4人それぞれかき氷をオーダーすると、お店の横にある日影のテーブル席に座り、休憩がてらの雑談。

それぞれのバイク談議や次回ツーリングの構想を話し込んでいる内に、お店の予告通り50分経過した所でかき氷が出来上がりました!

まずカレーマンが注文したブルーベリー練乳🍧

自分とMARS君の新旧R7コンビはダブルベリー練乳🍧

そして氷鉋君はキャラメル練乳🍧

…と、練乳の味が異なるだけで、見た目は共通なふわっふわのかき氷♪

富士山の天然水を使用しているそうで、食感も柔らかくて美味しく味わえました。

かき氷を食べ終えたらここからは東京方面に向かって帰路に就きます。

県道180の富士山スカイラインを下りて市街地を経て、R139から西富士道路の新富士料金所を入って新東名に合流したら、一般道で給油出来なかったので急遽 駿河湾沼津SAに入ってENEOSのセルフスタンドへ。

時刻は16:40。このスタンドで給油が必要なバイクは給油を済ませたらここで帰りルートの協議をしますが、この日は三連休の最終日だったので早くも上り車線の渋滞は始まっていて、4台ですり抜けしながら本来の予定にあった足柄SAを目指すより、解散地点を繰り上げてこの駿河湾沼津SAで解散して、それぞれのペースで帰宅してからグループLINEで報告を交わそうという事になり、まだ明るい内にここで解散!

その後は渋滞の新東名から御殿場JCTで東名に合流し、最後に港北PAに立ち寄って夜空に浮かんだ三日月をバックにR7の撮影に興じてから出発しようとした所、氷鉋君のTRACER9 GTと入れ違いになり、お疲れ~と一言だけ交わしつつ手を振って帰宅となりました。

今回のツーリングは前回同様 富士山周辺を巡りましたが、久々に訪ねた氷穴や風穴も涼しく、樹海の中も散策出来たので、猛暑の東京を離れて いい時期に来れたと思います。そして2回続く事になったかき氷も夏場のツーリングには最適で、1年振りのMARS君や初参加の氷鉋君にも楽しんで貰えたようでした♪

次回のツーリングはまだ構想だけの段階ですが、日程さえ決まれば改めて告知できますので、その時はもう少し涼しくなっていて欲しいですね。


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