5/1 京浜・島巡りツーリング

参加台数:3台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R7@SHALLOW・カレーマンMARS }


今回久々となるこのタイトル 「京浜・島巡り」 を開催するのは2017年以来の事。元々このプランは毎年最初のツーリング用に考えた物で、1月の真冬の時期は山間部の凍結や積雪の為、バイクで走れる行動範囲が狭くなるので東京近郊の海沿いを中心に、取り敢えず東京都内の「島」から横浜周辺の「島っぽい所」をハシゴするというマニアックな内容で始めたプランですが、毎年内容はバラバラで そのバリエーションも幾つか存在します。

ある年はスカイツリーをスタートしたり妙見島に潜入したり、京浜島や羽田空港を越えて江の島まで行った事もありました。

そんな懐かしい恒例企画を今年はゴールデンウィーク中に復活させて、今回の集合地点は前回の館山と同じ第三京浜の保土ヶ谷PA。

集合時間は最初の予定の10時から、前日に出た雨予報を考慮して9時に前倒し。そして今回もR7で到着しましたが、時刻はまだ8:40。

上空にはうっすらと日の光が見えるものの全体的な薄曇りの天気で、PA内のバイクも少なめ。

まだ同行者が誰も到着していないのでPA内の撮影をしていた所、深緑色のDFに乗るカレーマンが到着!

早速R7の横に並んで貰い雑談を始めた所、9時と同時にPAに入って来た白い車体…。

今回初参加で新型YZF-R7のWGP 60th Anniversaryに乗るMARS (マルス)さんが到着!

以前、3月のR25点検時にYSP杉並北さんでウチのR7と並べて撮らせて戴いたオーナーさんとはまた別の方ですが、同じバイクを買ったMARSさんとは以前からツーリングの話を進めていて、日程を互いの休日が合う5月1日に決めたものの、直前に悪天候の予報を受けて予備日開催の打診をするも、予備日では都合が合わない事が判り、それならば予定通りの5月1日で雨天走行覚悟で雨具持参の1時間前倒しという、カレーマンも含めた連絡を取りつつの調整を経て、このタイミングでの初顔合わせになりました!

R7という同じ名前、同じ色のバイクでも新型は688㏄の2気筒。並べてみると改めて車体のスリムさが解ります。

MARSさんもまだ乗り始めたばかりの新車ですが、このバイクなら扱い易そう♪

保土ヶ谷での撮影も終えたら次の目的地に向けて道順を説明し、早速3台で出発します。

PAから第三京浜本線に合流したら慎重に右車線に移り、最初の出口である三ッ沢ICを下りて一般道の県道13へ。

いつもは大渋滞が発生するS字の道もGWのせいかガラガラ!

拍子抜けする程すんなりと浅間下の交差点を通過すると横須賀線の平沼橋を越えて、ランドマークタワーを見ながらクランク状の雪見橋を国道16号に合流。

左側に赤レンガ倉庫を眺めつつ山下公園沿いを走って、山下公園駐車場の駐輪スペースに到着。

時刻はまだ9:40。思った以上に道が空いていたお陰で余裕があります。3台それぞれの前輪をチェーンで施錠して身支度をしたら、一旦駐車場内の吹き抜けからガンダムの姿を確認。

昨年12月にも来ましたが、今回同行のお二人はまだ来た事がなかったので、ここから案内します。

駐車場を出て目の前のマリンタワーを見ると改修工事の防音壁もなくなってますが、まだ休館中。

山下公園には曇り空と氷川丸。

そのまま山下埠頭を歩いて進むと「こいつ、まだ動くぞ!」と期間延長された嬉しい案内板を通過して、最初の目的地・ガンダムファクトリー横浜に到着!

オープン時間の10時直前に到着したのでいつもよりは人が居たけど入場待ちをする程ではなく、受付前で渡された用紙に名前と連絡先を記入してそれぞれ¥1650の入場料を払ったら中に入ります。

入場通路ではお馴染みの入場特典である1/200スケールのガンダムキットを貰えますが、この日は一番大きなバッグを持ってたMARSさんが一旦預かってくれました。

全高18mにもなる実物大ガンダムの前に来ると、ガンダムドックタワーと実動演出スケジュール表の看板。

最初の起動まで15分程あるので、まずはその間に1階のサテライトに入ってガンプラを眺める事に。

中には完成品の展示やここにしか無いガンプラの他、関連商品の販売もありますが、売ってるキットの種類はほぼガンダム。

あとは再生材使用キットのエコプラシリーズが並ぶ感じ。

外には青いガンダムのジョージア自販機と、¥500ガチャに前回も撮ったトイレのプレート…と撮り歩いてる間にそろそろガンダムが動き始める時間。

3人でガンダム前に移動すると、周りの入場者同様自分達も撮影を開始♪

足元から噴射されるスモークとテーマソングの中、ゆっくりと動き始めて一旦姿勢を低くした後、再び立ち上がるという動作。

18mもある機体がこの動きをするので、関節が動く様子なんかも確認できて、初めて見たお二人も喜んでくれたようです。

そして演出が終わってガンダムが動きを止めた所で次は1階のアカデミーへ。

こちらは動くガンダムの仕組みや構造を詳しく解説した模型や図解の展示。

中でも目を引いたのは懐かしい歴代1/100ガンダムのプラモデルの展示で、自分でも幾つか買った事があったのを思い出しました。

こうして見ると歴代のガンプラが進化して行った過程が良く解ります。

アカデミーの順路が出口に差し掛かる頃には間もなく再び外のガンダムが動き出す時間。早速ガンダムの足元に戻ります。

テーマソングが始まると、さっき右腕を上げて止まったままだったガンダムが再びドック内に戻って行くという短い演出で停止。

真横から見ると足首だけでもパーツ点数が多そうで迫力が伝わって来ます。

そして今回も背後のメッセージボードに目を向けると、ファンの人達からの面白いコメントの数々…。

その横に見えるチケットカウンター裏の窓口には入場特典ガンダムが可愛く沢山並んでいたので撮らせて貰いました♪

次はエレベーターで2階へ。上がって来た通路の後ろにはガンダムカフェ。

こちらは来場客が行列を作る程の賑わいで、自分達はこの後の中華街での食事を控えているので今回はスルー。

通路の反対側はカンファレンスルームになっていて、動くガンダム建設時の映像を流してました。

その後ろにあるのは休憩スペース。2階デッキからはガンダムドック以外にも氷川丸や遠くのランドマークタワーまで一望できます。

ここで僅かな休憩を終えたら外階段を下りてガンダムドックの左脚方向を散策。

売店にはハロのケース入りポップコーンが売られているのを発見!なかなかキレイな商品だけどバイクで持ち帰るには大き過ぎるので、今回は購入を断念。

更に奥へと進むと突き当たりの壁にはガンダム各部のイラストと、ガンダムタワー入口の地面にも洒落たマーキングが施されてました♪

これでひと通りガンダムファクトリー見物を終えたので、3人は出口へ。

そして最後は前回も立ち寄ったトレーラーショップに入ります。

こちらでも一部のガンプラやキャラクター商品を扱ってました。

ガンダムファクトリーを後にして山下埠頭を歩き始めると、時刻は11:20。予報より早く警戒していた雨が降り出しました。

それでもまだ霧雨程度だったので、駐車場前の横断歩道を渡り、マリンタワーの横を抜けて徒歩で中華街へ。

途中の地図を見て最短距離を探り、中華街に入って周辺を撮影しつつ、前回入ったお店まで方向感覚を頼りに歩くと、お目当ての華錦飯店を発見!

このお店の定食料理は安くて内容もしっかりあるので是非また食べに来たかったお店です。

今回同行のお二人も普段は中華街に来る事が無いそうなのでお店選びには異論なく、まず外のメニューを見たら混み合う前に入店。案内された入口のテーブル席に座ります。

改めて華錦飯店のメニューにじっくり目を遠し、まず自分は前回 "元 R750さん" がオーダーした「豚肉とピーマン炒めセット」を、カレーマンはカレーではなく「ワンタンメン・半炒飯セット」を、MARSさんは単品の「海鮮炒飯」を注文。

意外と早くそれぞれのお料理が運ばれ、今回も美味しく完食♪お値段以上のボリュームだったので、また食べに行きたいお店です。

昼食を終えて外に出るとさっきより雨は霧雨から小雨になり、時間的にも人が増えた様子。

中華街の外に出て、山下公園方向に戻って歩く内に路面はウェット。強い雨ではないけど、まずは駐車場に戻ったら全員レインウェアを着て、MARSさんに預けてた特典キットを受け取って山下公園を後にします。

3台を始動させて駐車場を出たら一旦本牧方面に走り、首都高速の新山下ICへ。

雨の首都高湾岸線を走り、横浜ベイブリッジを渡って大黒JCTを直進。更に鶴見つばさ橋も渡って扇島も越えて、東扇島への島巡りを果たした所で下りたのは東扇島IC。

トラックの後ろに付いて東扇島中央の交差点を右折し、川崎マリエン西側の信号を左折して川崎マリエンに到着!

ここは川崎市民と港の交流を深める目的で建てられたコミュニティー施設で、「マリエン」という名称は海の玄関をイメージした「マリン」と「エントランス」を合わせた一般公募での造語による物。こちらに来るのも久し振り♪

バイクは無料で入れるので、駐車場ゲート脇のバイク用通路を通って左奥の駐輪場に3台並べて停めると、いつの間にか雨が止んでる!

取り敢えず並べた3台を各アングルから撮影。

今回の行程では並べても障害物なく撮影できるポイントはここぐらいしか無いので、忘れずに撮っておきました♪

その後、身支度をしたら今度は特徴的なマリエンの建物を撮るべく徒歩で車用の駐車場へ。

過去何度も来た所ですが、夜景スポットとしても知られている所だそうなので、いずれ夜のマリエンも訪ねてみたいですね。

スマホに写真を納めたら建物の正面を通って交流棟の入口へ。

中に入るとマスクを付けられた川丸くんの姿。測定器での体温測定とアルコール消毒を済ませたら、こちらも久々のホオジロザメ「かわジロー」の剥製と対面。

説明を読むと2005年に川崎港千鳥運河で引き揚げられた個体で全長は4.8mもあるオス。死因も漂流経路も不明だけど大きな外傷もなく、胃の中からはイルカの尾が見つかったという貴重な標本として展示されている物。

歯の鋭さも怖いけど、こんな車みたいな大きさの生き物が東京湾近海を泳いでいたかと思うと驚きです…。

1階フロアには季節物の五月人形が飾られ、受付横のサイン色紙コーナーには相棒の右京さんが何度も来館された様子♪

あとは三井造船の東燃丸の船体模型の展示がされてました。

次はエレベーターで10階の展望室へ。地上51mに位置するこのフロアは全方向から川崎港の様子が見える他、天気が良ければ遠くに富士山が見えて、夜になると川崎のコンビナートの風景も見えるとか。

曇り空の中、カレーマンも前回の館山帰りに通ったアクアラインの風の塔を発見。

平日の昼間なら眼下に停泊する貨物船に車を積み込む様子も見えそうです。

陸側にはテニスコートやビーチバレーコートにバーベキュー場とキャンプ場も。

通路には対外輸出入資料のパネル展示や海外からの贈り物の展示。

そしてこちらも懐かしい床板直径5mの丸いジオラマ!

部屋全体が作戦会議室風で、ジオラマ全体は航空写真を貼った物だけど、川崎マリエンの建物だけは立体的に作られてます。

同行の2人も初めて訪れた川崎マリエンを気に入ってくれたようで、「東京近郊にこんな施設があったとは…」と喜んでくれました。

展望室もひと通り見学したので3人は再びエレベーターで1階へ。

受付カウンターの辺りを見たらスタッフのお姉さんが居たので、川崎マリエンのリーフレットを人数分戴けました♪

入口に戻ろうとすると2階の階段から親子連れが下りて来たので「2階にも何かあるのかな?」と思い、せっかく来たんだから覗いて行こうと3人で上がってみると、こちらもマリエンプラザという展示フロア♪

友好港であるベトナム・ダナン港から贈られた民芸品の展示や過去に川崎でも行われていた海苔づくり資料室が展示されてました。

その一角にはダイヤブロックで作られた川崎マリエンや川崎港の清掃業務の取り組みの解説パネル。

更にカレーマンとMARSさんが覗き込んでたのは…!

お菓子のマリエン?よく見ると卵白やゼラチンで3ヶ月掛けて作られた作品。

これ食べられるの?と話してましたが、平成5年というと29年も前の物。それにしてもキレイで良くできた作品です♪

2階フロアの見学も終えたのでそろそろ外に出ますが、上がって来る時に撮り損なってた階段の写真をここで撮影。

手摺りの下には海上で船舶間の通信に利用される世界共通の国際信号旗が貼られ、エントランスの天井には鯉のぼり。

外に出るとまた小雨が降り始め、再びレインウェア姿で出発準備をしたら「東扇島から首都高に乗って湾岸環八で降りるよー」と伝えて3台揃って出発し、川崎マリエンを後にします。

川崎港の中、最初に見える川崎マリエン東側のT字路を左折してR357も左折。来る時に曲がった東扇島中央の交差点を転回したら東扇島 ICから首都高へ。

川崎航路トンネルをくぐり、川崎浮島JCTも直進して湾岸環八ICを出たら羽田空港へ。

空港内の一般道路は迷路のように分岐点が多く、うっかり間違えて別の道を選ぶととんでもない所まで進む事になるので一旦停止して確認しつつ、目的のP4駐車場に到着。

空港内でもこのP4には駐輪場が備わっているので毎回利用してますが、奥に進むと既に何台かバイクが停まっていて、一旦下りて隣のエリアを確認するも3台並べて停められるのはこの位置しか無い様子。

MARSさんのR7を中心に3台を並べて撮影を済ませたら駐車場のエレベーターで5階まで上がり、外の景色を眺めつつ連絡通路から羽田空港国内線の第2ターミナルへ。

到着したのは第2ターミナルビルの3階。GWの連休中なのでこちらは利用客が多く、案内板の図を頼りに歩いて5階の展望デッキを目指します。

途中から通路が広くなり、吹き抜けのエレベーターを使う事も考えたけど、エスカレーターの方が手っ取り早いので周りを撮影しながら5階の展望ラウンジへ。

悪天候の影響もあってか、こちらの窓際はなかなかの賑わい。

更に屋外の展望デッキに出て前方右側にあるガラス貼りの店舗、お目当てのシーニックカフェに行くと…、

なんと休業中!ここで軽食をと考えていただけに残念ですが、いずれ再開したらまた訪ねてみましょう。

デッキから見える飛行機にはラッピングされた機体もあって、こちらは鬼滅の刃とのコラボ機。

更に周辺の風景やデッキ奥に見えるTerminal 2の看板も撮影。

その後一旦ラウンジに戻りながら壁の展示写真を鑑賞して歩き、エスカレーター前には青い牛の像が座って、更に進むとこちらにもガチャ。

ラウンジの向こう側のデッキにも出てみると、こちらは人も少なめ。

テラス席まで設置されたお洒落なエリアだけど、ここまで来た所でまた雨が降り始めたのでラウンジに戻り、そのままバイクを停めたP4駐車場に戻る事に。

そしてここまでで今回の「京浜・島巡りツーリング」は終了。

でも帰りは3人とも同じ方角なので、ここからも一緒に走ります。

料金所で駐車場代を払ったら羽田空港の周回道路を進み、空港中央ICから首都高湾岸線に入り、京浜島を越えて大井JCTから中央環状線に入って、あとは有り難い山手トンネルの室内走行♪

この区間は雨に濡れずに走り、ミラーで2人の距離を確認しながらトンネルを進んで西新宿JCTに出ると、雨の中での上り坂渋滞。

何とかそこもクリアしたら首都高4号線の幡ヶ谷で下りて、甲州街道から環七に出てそれぞれ手を振って流れ解散。

雨は本降りになったけど、3人とも明るい内に帰路に就けました。

今回は久々に開催できた京浜・島巡りツーリングでしたが、悪天候でもDFのカレーマンと初参加のMARSさんが新型R7で参加してくれたので、雨でも楽しいツーリングとなりました!

次回は5月28日(土)に「箱根・大涌谷ツーリング」を予定していて、この日は便乗企画で箱根ターンパイクの大観山スカイラウンジで開催される「YAMAHA Rider's Café」のイベントにも立ち寄りますがヤマハ車以外でも問題ありませんので、当日参加できそうな方は是非一緒に走りに行きましょう!


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