8/20 山梨・水巡りツーリング

参加台数:2台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R7@SHALLOW・DUKE@カレーマン }


これまで、過去のツーリングで時々開催していた「巡り」シリーズ。島巡り、橋巡り、ダム巡りと続き、今回は新たに「水巡り」として真夏の富士山麓の水源地を巡るルートを組みました!

元々このプランと日程は、さとみんからのリクエストでしたがツーリングの3日前に腰を傷めてしまったそうで、開催日まで様子を見たものの今回は見送りとなり、カレーマンと巡る事になりました。

そして当日の朝は、お盆明けから続く真夏の日射し。今回は翌月に車検を迎えるR7での走行で、給油を済ませてから環八通りを南下して東名高速に入り、一気に海老名SAに到着。

駐輪場は僅かに停めるスペースが残った程度で、空きスペースに車体を停めたら直後に入って来たバイクも入ってすぐに満車。

まだ8時前だけどカレーマンより先に到着したようで、周辺の撮影を済ませて駐輪場に戻ると今回もDUKEに乗ったカレーマンが到着。しかしもうDUKEが入れるスペースも無く、SA奥側にも駐輪場がある事が解ったので2台揃って奥の駐輪場へ。

ここでやっと2台を並べて停めたら10分程休憩。賑わう海老名SAで冷房の効いた建物内を2人で散策していると、背後からふと声を掛けられ、昔R7を買ったお店のツーリング仲間とばったり遭遇♪

かれこれ10年程会ってなかったと思いますが、その人もこの日は別グループの方達とのツーリングだそうで、簡単に近況を話してから いずれ一緒にツーリング行きましょうと名刺だけ渡し、改めて駐輪場に戻ってから再び出発して東名の本線へ。

晴天の東名は少しずつ日射しが強くなり、DUKEの巡航速度に合わせて左端の車線に入ると上手い具合にそこは防音壁が作る日陰の車線♪

直射日光を避けながら本線を進んで次は中井PAに到着。

ここでまた休憩しますが、この日は特にまとまった食事の為の立ち寄り先を決めてなかったので、この中井PAで軽食にしようと建物内に入ると、目の前にはフードコートの券売機。

朝から何も食べてなかった2人は軽食で済むはずもなく、結果的にカレーマンは豚肉そばセットで自分はコロッケカレーを平らげておきました♪

朝食を終えて外に出ると更に気温が上昇した感じ。バイクの水温も大して下がらぬ内に再び2台を始動させて改めて東名の本線を下って行くと、新東名の分岐も過ぎて沼津ICを下りて、沼津バイパスから三島バイパスを経て国道1号に面した柿田川公園に到着。

ここに来たのは5年振り!誘導員の方の案内で駐車場の奥にある日陰の二輪車専用駐車帯に2台を停めると、辺りは心地よい蝉達の合唱。

時刻はまだ10:20。炎天下の中を走って来たので、汗を拭いつつ身仕度を済ませたら軽装で園内の散策を開始します。

駐車場の外れにある案内板を見てから国道側にある売店方向を目指して歩くと、目の前には柿田川の水汲み場。

常に水が出ているようで、触ってみると有り難い冷たさ♪

水汲み場の前には売店が軒を連ねていて、中に入ってみるとシャインマスカットや柿田川のアイスコーヒーに、わさびふりかけが並ぶ中、水汲み用のペット容器が¥60で売っていたのでこちらを2本購入。

そして売店の外に出たら一旦さっきの水汲み場に戻り、冷たい湧き水を汲んで飲みながら散策再開。

かわせみ本館の前を通って庭園の池で泳ぐ鯉を見てから公園内を通り抜け、国道に面した正面の入口に到達。

目の前には噴水広場があって、夏休みの家族連れが水遊びを楽しんでいるのを見て、カレーマンも靴を脱いで水遊びに興じてくれました。

続いて案内板に記載されていた展望台を見に行こうと遊歩道を歩き始めると、どうやら自分達の居る位置は第一展望台と第二展望台の中間地点に居たようなので、まずは順番に第一展望台方面へ。

少し歩いて到着した第一展望台は柿田川の上流から水面を見下ろせる位置にあって、富士山からの地下水がここに流れ出るそうで、水の底から黒く湧き出る様子をスマホの動画に納めておきました♪

そして次は第二展望台に向かうべく再び遊歩道を歩き、その先の分岐路を左側の階段を上った所、入口の噴水の真横に出たのでそのまま直進して目の前に広がる芝生広場のベンチで一旦休憩して水分補給。

少し休んだら芝生広場の外れにある階段を下りて第二展望台へ。

この丸い形の枠は、昔 紡績工場が井戸として利用していた物だそうで、ここでも動画撮影。水の澄み具合は湧き水その物だけど、拡大してよく見ないと水の動きが解りにくい様子でした。

2つの展望台を見て遊歩道を歩いて進んで行くと湧水広場。

ここでまたカレーマンが子供達に混ざって冷たい水に足を着けて涼んでましたが、冷た過ぎて寒さを覚えるレベルだったそう。

水から上がって散策路の八つ橋をスマホの熱暴走と格闘しつつ、撮影しながら歩き続けると最後は上り階段になり、バイクを停めた駐車場まで戻って来ました。

そしてせっかくなので5年前にも訪ねた敷地内の「湧水コーヒー 蔵」でアイスコーヒーを飲もうと立ち寄ります。

前回来た時は3月だったので、敷地内を自由に歩く猫達に癒されましたが、今回は真夏の炎天下のせいか猫を一匹も見掛けません。特に人懐っこかった黒猫のキキが印象に残っていたけど見当たらず…。

注文したアイスコーヒーが運ばれて来た時に、お店のご主人にキキの事を聞いてみると、「今も元気ですよ。お散歩に出ていてまだ帰って来ませんけど。」と聞き、健在だと解ってひと安心♪

アイスコーヒーを味わいながら涼しい店内で休憩もできたので、バイクの所に戻ってそろそろ次に向かいます。

柿田川公園を出て三島バイパスから沼津バイパスに進んでR246から野添橋を右折して深良和市交差点を左折した路地の先を進むと、右側に見える「古民家 縁」に「いちごの里 Berry Good」の看板を発見!

柿田川公園から30分程で到着し、早速敷地内に入ってみると車3台分の駐車スペースは既に満車。バイク2台を停めるスペースも無いので、どうしようかと周辺を見渡すと臨時駐車場の案内板が目に留まり、この案内に従って僅か150m先の小学校向かいの駐車場まで走って2台を駐輪。

ここで身仕度を済ませて軽装で古民家 縁に歩いて戻ると敷地の庭では入店待ちの列。

外の看板には「いちごの里」 「ふくろうの小屋」の表記があり、一旦入口に入って順番待ちの記帳を済ませると、壁には「リボルバー・リリー」という映画の撮影時に来店していた行定勲 監督と綾瀬はるかさんのサイン色紙の展示。

後ろのガラス張りの小屋の中には眠っていそうなふくろう達が等間隔に並んでいて、時々動きを見せてくれます。

記帳を終えて外で待っていると、庭の隅からガーガーと鳴き声が聞こえるので見てみるとそこには木製の枠で作られたアヒルの小屋!

「世界一小さなアヒル コールダック」の札の横には「ガースケ」 「ガーコ」の札も貼られていて、近付いてみると顔を見せてくれたガースケ君。どうやら鳴いていたのは彼の方です。

隣りのガーコさんは金網の向こうでおとなしそうに座ってました。

30分程の待ち時間で入店の順番になると早速カウンターでメニューを見て、いちごのかき氷「いちごおり」を注文。トッピング無しでも注文できますが、この日は初来店だったので2人とも練乳とアイスクリーム(各+¥50)をトッピングして奥のテーブル席に座ります。

室内は古民家をそのまま残した造りで縁側の障子と控えめな照明がいい味を出してます♪

そして運ばれて来たいちごおり♪見た目も涼しそうなかき氷で、この日来れなかったさとみんに画像を送り付けると「チクショー😂」のレス。

練乳をかける前にかき氷の表面だけ食べてみると、意外にも甘さよりもイチゴジャムの風味♪

食べ進みながら少しずつ練乳をかけて味わうと、底の方には小さく刻まれたいちごの欠片がゴロゴロ出て来て、食感も食べ応えも充分♪是非また食べに来たいと思えるクオリティでした。

カレーマンも同様の感想でいちごの里を出ると、小学校前の駐車場に戻ってバイクを始動させます。

走り出した2台はR246から裾野ICに向かう県道82を左折して東名高速の裾野ICを入って北上。

そのまま新御殿場ICを通過して仁杉JCTを右折後、御殿場バイパスから須走道路に出て、東富士五湖道路の山中湖ICを左折してR413から忍野八海に到着。

周辺の参道は道幅も狭く、正面からの車ともゆっくりすれ違いながら何とか徐行運転で川沿いの案内板を頼りに有料駐車場に到着すると、鉄柱の看板に従ってオートバイ料金を¥150を投入して駐車場の中へ。

早速2台を並べての撮影ですが、他には誰も停めてない程のガラ空き!以前にも来た事のある忍野八海も今回は6年振りになりますが、この駐車場は初めて来たかも…?

駐車場前の川の水を撮影して、早速久々の忍野八海を散策しますが、同じ富士山の湧き水スポットでも午前中に巡った柿田川と違ってこちらは外国人観光客で混み合ってます。

特に驚いたのは前回来た時よりも売店が充実していた事。ウイスキーやマグカップも観光客受けしそうな商品でした。

そして人混みの中を進んで到着した湧水口。とても澄んだ水で底の方まで見えそうだけど水深は8m。

航空写真で見るとこの丸い池になりますが、観光客の多さに圧倒されるので後はこの周辺の池を撮影しておきました。

そして前回来た時に冷たい水を流していた富士山の雪どけ水は何故か停止中…。

そして時刻は15:50。最後は展望台の前を通って駐車場に戻り、忍野八海を後にしました。

路地を出てファナック通りという通りから山中湖方面に向かい、次の予定は山中湖越しの富士山が撮れる撮影スポットに向かいますが、残念ながらこの辺りから通り雨。

山中湖を右に見ながら湖畔の道を直進して到着したのは長池親水公園 東駐車場

この時は満車に近い状態だったけど、一番手前側のスペースは空いていたので2台をV字形に停めて写真撮影。

路面はウエット。富士山は見えそうもないので山中湖の湖面が見えるアングルで記念撮影を終えたら、そろそろ2台とも給油の必要があったので、道志みちに入る手前のキグナススタンドに向かって山中湖沿いの県道729を進んでキグナスで給油。

満タンになった2台は平野交差点を左折して、ここから道志みちへ。

ほぼ一本道の山間部を辿って行く間に降ったり止んだりの雨が続きましたが、本降りでもないのでそのまま進み、何とか晴れた状態で道の駅どうしに到着。

時刻は16:50。駐輪場のバイクも少なくなる頃だけど、まだ明るいのでここで食事休憩にします。

手づくりキッチンがある施設内に向かう途中、ここにも湧き水が?

と、足を止めて撮影してから特産品直売所の入口を入ると道志野菜の横にはスイカも売っていて、隣接する売店にはワインや富士山カレーの他、移住情報コーナーまでありました!

そして手づくりキッチンのメニューは売り切れの物もあったけど、ここでは2人ともポークカレーを購入♪

窓際のテーブル席に座って実際に食べてみると、意外と野菜もゴロゴロ入っていて食べ応えもありましたが、考えてみれば往路の中井PAでもコロッケカレーを食べていたので、その事をカレーマンに指摘された時、ついにカレーマンを超えたかと思うはずもなく、美味しく完食しておきました♪

夕食を終えて駐輪場に戻って出発準備をしていると、ここでR7の事で話し掛けて来られたBMW乗りの方が居ました。

相手のお話しを伺ってみると、以前訪ねた事がある八王子のRSカタクラさんに関わりある方らしく、お名前は聞き損ないましたがR6で実際にレース活動もされていたそうで、ウチのR7以外にもR7オーナーを知っているとの事。それならばと、いずれツーリング行きましょうとこちらの名刺を渡してその方と別れ、カレーマンのDUKEと共に手を振って道の駅どうしを出ました。

引き続き道志みちを進んで、青山T字路を左折して三ケ木交差点を右折し、津久井街道に出る頃には陽も落ちて交通量の多い市街地走行が続き、津久井湖観光センターの駐車場に到着した時は既に真っ暗!

時刻は18:55。観光センターは17時閉館なので、その時間に道の駅どうしにいた時点で間に合わなかったけど、せっかく来たので以前よくやった城山ダムをバックにした記念撮影を実行。

撮ってから確認するとヘッドライトを点けても良く判らないので、改めてストロボを使って何とか車体が判明する画像を確保♪

撮影を終えたら入口の明るい自販機前に移動して帰りのルートを確認すると、自分は来た道を少し戻って相模原ICから圏央道で、カレーマンはナビを頼りに一般道で帰る事になり、津久井湖観光センターの駐車場で解散。

ここにはまた営業時間内に来る事にしましょう!

今回は柿田川公園も忍野八海も一気に訪ねる初の「水巡り」となりましたが、夏場の富士山周辺には冷たく澄んだ水の恵みがあると実感できた旅になりました。

参加したくてもできなかった さとみんにとっては残念でしたけど、次回は9月18日(月٠祝日)にも同じ富士山周辺を巡るプランで、またかき氷を食べますのでご安心を~!


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