7/15 日原鍾乳洞~奥多摩ツーリング

参加台数:4台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R25@SHALLOW・さとみん・わらび・DUKE@カレーマン }


7月のツーリングは夏向きのプランとして、涼しい鍾乳洞を選びました!

ツーリングで鍾乳洞を訪れるのは2014年8月に行ったDivine最初のツーリング以来。その時は秩父の橋立鍾乳洞でしたが、今回はバイクで初めて訪ねる奥多摩の日原鍾乳洞。

個人的には中学生の時に家族とバスで行った覚えがありますが、バイクで行くのは初めてなので現地に駐輪スペースがあるのか事前の調査が必要でした。

そして本来の開催予定の7月8日の土曜の朝は、梅雨前線の影響で終日降ったり止んだりの天候となりそうだったので、参加予定のメンバーと協議の末に一旦延期。

開催は予備日の7月15日(土)となりました。

そして今回延期された15日の早朝は、またも微妙な空模様だったけど、前週の雨雲に比べたら充分走れる天候なので、今回もR25で出発して関越道の三芳PAに到着。

この日は三連休の初日とあって道中の交通量も多めでPA内もバイクで埋まりつつありました。

ここでの合流車は特に無いので周辺の撮影と給油を済ませたら再び単独で関越道の本線へ!

薄曇りの空の下、鶴ヶ島JCTを左折して圏央道に入り、次に立ち寄るのは圏央道の狭山PAですが、到着まで残り5㎞辺りを走行中に合流予定のさとみんから「狭山着いた😅」とソフトクリームの画像付きのLINE連絡。

その直後にこちらも狭山PAに到着。

さとみんの赤いレブル500が停まった駐輪場は既に満車状態なので、PA奥の空きスペースを見つけてR25を停めてバイクから降りた所、ソフトクリーム片手にさとみん登場♪

どうやらこのソフトが朝食代わりだそうで、おはようの挨拶を交わしたら今回R25用にYSP杉並北さんで購入しておいたワイズギアのレーシングウエストバッグを、さとみんに撮って貰いました!

容量も充分で使い心地は上々です♪

そしてソフトクリームを食べ終えたさとみんは撮影用にと、駐輪場からレブルをR25の隣りまで移動させてくれたので、並べた2台を撮影。

その後、まだ何も食べてなかった自分は建物内で軽食を済まそうとドアの前に差し掛かると、前回の横須賀PA同様、ここにもツバメの巣を発見♪

今回の行程では夕食のデモデダイナー以外は落ち着いて食事を取る場所を設定せず、あのハンバーガーの前に満腹にならない方がいいと、軽食だけの考えでこの狭山PAを選んだので、自分も狭山PAの売店で購入したおにぎり✕2に留めておきました。

取り敢えずの軽食を済ませたら、ここから2台で奥多摩方面に向かうべくバイクを始動させて圏央道の本線へ!

圏央道は滅多に使わない路線なので周囲の風景も新鮮。

そして初めて下りる青梅ICから一般道のR468に出ると周辺も物流倉庫が多くてトラックの往来も多め。

旧青梅街道から青梅街道に合流してR411を青梅線沿いに奥多摩方向へ進み、時刻はそろそろ10:30。

実は今回のツーリングの前日に参加を希望する方からの連絡を受けていてメールでのやり取りの末、「日原鍾乳洞で合流しましょう。」という段取りになっていたので、そろそろこちらが奥多摩入りした事を連絡する必要があります。

そこで一旦セブンイレブン奥多摩古里店に立ち寄り、休憩がてら初参加者さんに「2台で日原鍾乳洞に向かってます」とメールを送り、10分程の休憩を終えてから再びR411を進みます。

相変わらず薄曇りの奥多摩を更に奥へと走り、右側に奥多摩駅を確認したら日原街道入口の交差点を右折。

ここからは日原川沿いに少しずつ道幅が狭くなる日原街道を進み、場所によっては対向車とすれ違う為に前走車の後ろで譲り合う事もしばしば。

すると対向車の中に緑色のカワサキの大型バイクともすれ違い、更に日原街道をしばらく進むとミラーに映る後方のバイクはさとみんのレブルの後ろに先程すれ違ったのと同じカワサキ車の姿…。

もしかして…?と考えながら日原鍾乳洞に到着し、二輪車用の駐輪スペースを見つけてバイクを下りると、そのカワサキのライダーさんも一緒に停まってたのでこちらから確認しに行ってみると、メールでやり取りした新規参加者さんでした!

バイクはカワサキの「Ninja H2 SX」。1000㏄でスーパーチャージャー搭載のスポーツツアラーで、マフラーはトリックスターの物が付いてました♪

初対面なので、簡単にご挨拶したら早速3台を並べて記念撮影。センターにH2 SXを停めて貰い、3人で雑談しながら眼下に見える日原鍾乳洞に入る身仕度を済ませると、降り口の看板のある階段を降りて行きます。

階段を降りた所にある見学券販売所で¥900を払い、まず自分のチケットを購入。そしてさとみんが一旦お手洗いに向かった頃、新規参加者さんのスマホに着信が入ると、そのまま話し込んでいる様子…。

そして通話が終わると、「急遽仕事に向かわなければならなくなってしまいました」との事。お仕事の内容を伺うとやむを得ない事情と解り、また他の機会で一緒に走りましょうとLINEアカウントの交換と、このレポートに記載するハンドルネーム「わらび」さんと名乗った後、チケットを買う前に階段を引き返して行きました。

その直後にお手洗いからさとみんが戻ると簡単に事情を説明して、2人でバイクの所に戻り、出発準備中のわらびさんに「また今度走りましょうね!」と声を掛けてわらびさんを見送りました~。

という事で再び2人になりましたが、日原鍾乳洞のチケットは入手したので入口前の橋から岩の向こうに見える滝を撮影して鍾乳洞の入口へ♪

中に入るとひんやり涼しい冷気に包まれ、実に快適♪

事前の評判では「上にもう一枚着ないと寒い」とのクチコミ記事を読んだけど、プロテクター入りのライジャケのまま入ったのでそれ程の寒さは感じず、程よい涼しさの中を撮影しながら歩いて進み、低い天井に注意しながら鍾乳洞の中を進んで行きます。

中は至る所に案内板が掲げられていて、最初のT字路を敢えて行き止まりの左側に進み、突き当たりのフェンスを確認。

すぐに引き返して蓮華岩の先に日原鍾乳洞の案内図。

すると内部の道が狭い所もあるので、特定のエリアだけ一方通行にして順路を決めているようでした。

看板に従って進むと次は天井知れずの看板。見上げると真っ暗で周囲を固める岩しか見えないけど、照明の光が届く所には苔が生えてるのが確認できます。

その先には「水琴窟」。リーフレットの説明では、水を張った甁に滴り落ちる水の音が反響する場所のようで、静かに聞いていると木琴のような音色が木霊のように聞こえて来るけど、正確な音の発生源が解らなかったので不思議な一角でした。

そんな水琴窟の動画をさとみんが撮影しておいてくれました♪

そして「弘法大師の学問所」看板から地獄谷の通路を降りて三途の川を進むと…、

いきなり開けた所に出ました♪

次々と色が変わる演出でライトアップされた先には「阿弥陀の原」という看板。

広場の向こうはまた高くなっていて、さとみんが見上げる階段を上って行くと「死出の山」。

階段上にも「十三仏の掛軸」「さいの河原」と、さまざまな看板が並び…、

何故か「縁結び観音」が鎮座してると思ったら、観音像の周囲にはゴチャゴチャと御守りやらハンカチ的な物が沢山供えられてました。

その位置からこれまで歩いて来た方向を振り返るとなかなか壮観な景色♪

これもライトアップされて迫力ある眺めだけど、向かいの階段の人影や岩壁の高さを見ると改めて日原鍾乳洞の広さに驚かされます。

階段を降りて次は「十二薬師」を通過して、ここでもライトアップされた苔を撮ったら新洞入口の階段へ。

この辺りは日原鍾乳洞の順路でも後半のエリアで、階段と立体交差で組まれた足場からフェンス越しに鍾乳石を見て歩きましたが、予想以上に階段のアップダウンが急なので足を滑らせぬよう、出口まで一気に歩きました。

鍾乳洞の中をひと通り見学して外に出ると、元の夏の気温。天気の心配はなさそうだけど、せっかくなので川沿いを少し散策。

新しめのトイレに続く通路の途中にはまだ紫陽花が残っていて、トイレの上を通る歩道からは滝を眺められます♪

この歩道の先はトンネル状の日原燕岩洞門の車道で、その奧は行き止まりの駐車場。歩いて行くには距離があるので一旦駐輪場まで戻ろうとバイクの所まで来ると、さとみんが目の前の神社に興味を示し、せっかくなので見て行こうと今度は一石山神社の石段を上って行きます。

さながら旅番組の旅人になったさとみんに付いて行くと、お参りを済ませて周辺を撮影しましたが、鍾乳洞とは対象的にこちらは見事に人の気配無し。

再び石段を下りてバイクを始動させたら、先程の滝の先にある突き当たりまで行ってみようと日原燕岩洞門をくぐって駐車場の突き当たりでターンして停車。

地図の通りこの先は未舗装の林道なので進めないのは解っていたけど、ロープで仕切られた関係者以外通行禁止になっていたとは…。

そして岩壁の下には何故か鉄格子がはめ込まれ、お地蔵様が並んでます。一体倒れてたけど。

でもせっかく日原街道の果てまで来たので、岩壁をバックにしばらくバイクの撮影に興じてみました♪

スマホを地面に着けてバイクを仰ぎ見る構図だと車体の輪郭が歪むね…。

そんな事をしている内に時刻は13:05。今度はカレーマンから「出発までもう少し時間掛かりそう」とLINE連絡が来ました。

この日は予備日開催のツーリングだったので、カレーマンは昼過ぎまで在宅ワークがあり、それを終わらせてから合流する予定なので、「大麦代駐車場で合流よろしく」と返信したらそろそろこちらも出発します。

最後に日原街道の案内標識を撮ってから日原燕岩洞門をくぐって日原街道を戻りますが、往路で来た時よりも復路は交通量が増えて鍾乳洞に向かう車も多かったので、何度も対向車に譲りながらR411の日原街道入口まで戻ると右折して奥多摩湖方向へ。

カレーマンの到着までまだ余裕があるのでR411をゆっくり進み、幾つかトンネルをくぐって大麦代駐車場に到着すると時刻は13:55。

走行中、既にカレーマンが出発したとの連絡は受けてたけど、ナビだと2時間も掛かるそうなので、「そこを何とかワープしてちょ😁」と返信。

まだ時間が掛かりそうなのは承知なので、朝からソフトクリームぐらいしか食べてなかったさとみんと売店まで歩いて、自分はアメリカンドックを、さとみんは餃子ドックを購入♪

外のベンチに座りながらカレーマンの到着時間を計算すると、予想では16:05。しばらくここで雑談休憩となり、さとみんが持ち込んだお菓子をつまみながら時間を潰していると、何と予想より40分も早く15:25にDUKEに乗ったカレーマンが到着!

話しを聞いてみると本当にワープして来たらしく、いつの間にか新しいトンネルが開通していて一気に時間短縮できたとか!

更に今回登場2回目のDUKEにはDFに着いていたボックスが取り付けられてました。

カレーマンが到着した所で早速3台で走り始めると、大麦代駐車場を出て奥多摩湖を左に見ながらR411を進み、深山橋と三頭橋を渡って奥多摩周遊道路の入口にある川野駐車場に一旦立ち寄ります。

到着してここで3台を並べて撮影した画像がこちらですが、向かって右上の電線の向こうに見えるのは昔の奥多摩ロープウェイのゴンドラ。

何年も前から気になってた遺構だけど、今回こそ近くで見てみようと、カレーマンとさとみんを連れて道路脇の階段を登って森の中に残る川野駅の廃墟に接近…。

ゴンドラが残るホームの前まで来ると、何故か中から人の話し声が聞こえて来たので、まさか霊的な何か?と思っていると「お疲れ~っス!」と学生風の男の人達から声を掛けられました。

廃墟となった駅舎に入ると思わぬ先客の登場に驚いて、「Youtube系の人達?」と尋ねると「いえ、廃墟マニアで~す」との返答。高そうな一眼レフカメラで廃墟の中を撮り歩いていたので、こちらも邪魔にならぬようゴンドラ周辺を散策。

昔使われていたゴンドラは車内に手摺りがあるだけで窓のガラスもほぼ残っておらず、ネットで見ていた車体色も汚なく上塗りされてしまい、残念な姿…。

動力室の方はまだ原型が残っている様子。

でも駅舎の内部は壁の落書きやトイレのドアも無くなってるけど、壁に残るプレートには「昭和36年10月」と、自分が生まれる遥か前の標記。

そしてカレーマンの先導で外の階段から屋上にも上がってみましたが、こちらは鉄柵が残るもののすっかり木が生い茂って自然に還ってる様子。

階段を下りてこの廃墟側からバイクを停めた川野駐車場を撮影して、さとみんから廃墟マニアさん達に「気を付けてね~」と声を掛けたら、そろそろ廃墟を後にします。

駐車場に戻って再び3台を始動させると、次の目的地は都民の森。

この奥多摩周遊道路の先にありますが、さとみんは初めて周遊道路を走るとか。そこそこバイク歴はある人だけど、初奥多摩というのは意外でした!

という事で、当初この区間はフリーにしようと思ってたけど、結局同じようなペースになるのでこれまで同様一緒に走る事になり、3台で出発。

3台で奥多摩周遊道路を走り始めると時刻も16:30になっていたせいか、交通量は少なめで後続車も居ません。

しかし道端には猿の親子の姿も確認しつつ、流す程度のペースで3台揃って都民の森に到着。

時刻は16:45。この時期の都民の森は17:30になると閉まってしまうのでバイクの台数も少なめ。

駐輪場にバイクを停めて、入口の先に見える温度計を見に行くと気温は22℃。

冷たい飲み物も飲みたくなったので売店前の自販機でドリンクを購入するも、既に売店は閉店済み。

遊歩道の周辺で休憩したらバイクに戻って山を下ります。

3台で奥多摩周遊道路を下りて檜原街道を進み、途中のENEOSスタンドで停まると ここでさとみんのレブルのみ給油。

更に檜原街道を走り、左側に五日市線の始発駅・武蔵五日市駅が見える「五日市駅前」交差点を右折して、ここからは五日市街道を走ります。

山道から市街地に出た所で交通量は一気に増えて夕方の渋滞も始まり、多摩川に掛かる睦橋の渋滞を抜けたらやっとR16を左折。

拝島駅の跨線橋も越えて道幅の広い国道を進むと、右前方に横田基地を眺めつつ、お馴染みのデモデダイナー福生店に到着♪

まだ空は明るいけど、時刻は18:30。いつも通りお店の敷地内に収まるように3台を並べていたら、お店の方が出迎えて下さり、「3名ですが空いてますか?」と尋ねると早速席を確保して戴けたので、お店の看板をバックに3台を撮影してから店内へ。

ここはDivine結成の地でもあるので自分は何度も来ていてカレーマンも来店歴がありますが、さとみんにとっては初めて!

ネオンサインもオシャレなアメリカンダイナーな雰囲気で、店内のインテリアもまたオシャレ♪

そして案内された席はバイクを置いた真後ろという嬉しいポジション。

メニューを見てハンバーガーとドリンクを注文すると、早速飲み物から運ばれて来たので、自分のジンジャーエールとカレーマンのゼロカロリーコーラと、さとみんのバドワイザーゼロでお疲れ様の乾杯♪

次にそれぞれ注文したメニューも運ばれ、テーブルには自分のベーコンチーズバーガーとカレーマンのB.L.T バーガーに、さとみんはアメリカンBBQバーガー。

いずれもボリューミーな内容でしたが、食べてみると肉っぽさがしっかり詰まったハンバーガーに初来店のさとみんも喜んでくれて、案内した甲斐がありました♪

お互いハンバーガーを食べながらこれまでのツーリングや今後のツーリングの目的地について語り合う中、3人とも見事に完食♪

そんなバイク談議に盛り上がる内に気付けば時刻はもう20時!

お会計を済ませて、そろそろ帰ろうと外に出るとすっかり暗くなっていて、ネオン映えしたデモデダイナーの外観を撮ったらバイクを始動させてデモデダイナーを後にします。

目の前の横田基地の前も街灯が灯り、夜の国道16号を走り出すとカレーマンは新青梅街道に向かって本線を離れ、手を振って流れ解散。

自分はさとみんを圏央道に案内しがてら、一緒に青梅ICから圏央道に入ってR25でレブルを先導。

本線の流れに合わせてそのまま関越道方向に向かって走り、鶴ヶ島JCTに差し掛かった所で自分は関越道への分流車線に入ってさとみんに手を振って別れ、さとみんのレブルはそのまま圏央道を直進して流れ解散となりました。

今回のツーリングは思わぬ梅雨前線の影響で予備日開催となりましたが、タイミングが変わったお陰で初参加のわらびさんとも会えましたし、日原鍾乳洞の他に廃墟散策も出来ました!

そして次回のツーリングも日程こそまだ決まってませんが、暫定的な内容は固まりつつあるので、またタイミングが合いましたら是非わらびさんも一緒に走りに行きましょう!


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