4/28 甲斐・黄金郷ツーリング

参加台数:3台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R7@SHALLOW・DF@カレーマン・TRACER@氷鉋 }


前週の横浜に続き、今回は以前から予定していた山梨方面。2月の時点でプランを組んでおいた甲斐・黄金郷ツーリングです。

例年、ツーリングプランに入れておきたい山梨ほうとうツーリングを兼ねた内容で一から組み直した時に、西伊豆の土肥金山以外でも山梨で砂金掬いができるスポットがある事を知り、今回改めて新プランとして立ち上げたのでした。

開催日は当初の4月20日(土)から28日(日)に変更して、ゴールデンウィーク最初の日曜という渋滞覚悟の日程ですが、バイクなので問題無し。

そしてこの日は幸運にも降水確率0%という予報♪今回もR7で中央道を走り、賑わう石川PAに到着。

時刻はまだ8:40。スタートの9時まで時間があるので石川PA内を撮影しながら散策していると、間もなくカレーマンがDFで到着。

2台を並べて雑談している内に9:10を過ぎたので、2台で石川PAを出発して中央道の本線へ。

走り始めると空は快晴の青空で空気も爽やか♪DFのペースに合わせて100㎞を超えないように左車線を進みます。

連休の割に意外と空いてる本線から八王子料金所を通過して、しばらく周囲の流れに乗って走っているとR7のミラー越し、DFの背後から同じヘッドライトの光がずっと追従している事に気付き、その見覚えあるライトは白いTRACER 900GTに乗る氷鉋君の物でした!

走行中に途中合流した氷鉋君を含めた3台で相模湖を越えて藤野PAも上野原も通過し、左車線の更に左に始まる登板車線に移り、長い上り坂を駆け上がって談合坂SAに到着。

そして絶妙なタイミングで空いた二輪車駐輪スペースの最前列に3台が並ぶと、改めて氷鉋君も揃った所で一旦休憩します。

思えば今年5回目のツーリングだけど、意外にも日曜開催は今回が今年初!賑わう談合坂SAから眺める山の稜線もハッキリ見えて、快適で素晴らしいツーリング日和♪

SAの外観を撮ってから中の売店を見て歩くとスーパーマリオのコーナーがあって、よく見ると[POW]ブロックまで♪

この談合坂SAで10:10頃まで休憩したら、ここではR7のみ給油して再び中央道の本線へ。

しばらく進むと左側の車線がこの先の大月JCTに入る車で渋滞が始まり、3台は一旦中央の車線に逸れた後に改めて分流直前で大月JCTを左折。

中央道も河口湖線に入ると交通量も減ってペースも一気に上がるので、リニア実験線のガードを越えたらペースに応じて左右の車線を行き来して進み、富士山も近付いて富士急ハイランドのアトラクションも見えたら河口湖ICを下ります。

ここからは一般道のR139を右折。しばらく立体交差の国道を直進して途中の側道に入ると白い繭のような、かまくらのような特徴的な建物のほうとう不動 東恋路店に到着!

時刻は開店直前の10:55。実に8年振りの来店となりますが、既にお店の前は行列ができていて今回は誘導員さんの案内で店舗裏の駐車場の一角に案内されて3台を駐輪。

早速お店をバックに記念撮影して身仕度を済ませますが、前方に覗く富士山は山頂付近に雲が掛かり、簡単に撮影だけしたら行列に並びます。

今回のプランを組んだのは2月だったのでタイミング的に敢えて旬を過ぎれば空いてるだろうと踏んでましたが、夏日の予報が出るこの陽気でもGW効果でほうとう店はまだまだ盛況!

この辺りはほうとうのお店が立ち並ぶ激戦区ですが、食後に通過してもそれぞれのお店に行列が確認できました。

そして並ぶ事40分。ようやくほうとう不動の正面入口の暖簾をくぐると最前列に到達。正面には「お支払いは現金のみ」の立て札や販売コーナーがあって、やっと「3名様ご案内」の呼び声。

案内された長テーブルで2:1の向かい合わせで席に座り、メニューを見ると前回と変わらずほうとうの品目は「不動ほうとう」一種類のみ。

当然のように3人とも不動ほうとうを注文すると、待ち時間の間に店内からの風景を撮影。

外を見るとまだ行列は続いてるようで、ドーム状の店内は天井が高く独特の雰囲気。

そして運ばれて来た不動ほうとう♪早速撮影を済ませたら食べ始めますが、見た目以上に量がある上に熱さもあってなかなか食べ進められず、何とか水を飲みながら山菜たっぷりの旨いほうとうを完食しました♪

食べ終えて会計を済ませたら駐車場に戻って再び3台を始動させて次の目的地に向かいますが、

最初に組んだルートはスマホの地図上で真っ赤な渋滞表示となった為、他のルートを使って河口湖の西側から西湖の北側に抜ける県道21の湖北ビューラインを使い、しばらくは左側に西湖を見ながら走って、精進湖と本栖湖を繋ぐルートで本来の本栖みち、R300に合流。

これがなかなか走り応えあるワインディングで、ペースは抑え気味で走りながらも途中でループ状のエリアもあって、下部温泉に到着。

小さな踏切を渡って一旦下部川沿いを進み、温泉橋を渡ってまた右に折れると案内板に従って進み、次の目的地、甲斐黄金村・湯之奥金山博物館に到着。

敷地内に入ってみると連休中なのに駐車場はガラガラ!

特にバイク用の駐輪スペースがある訳でもなさそうなので、駐車場の外れにある足湯の前に3台を並べて停めました。

時刻は13:45。早速3人で湯之奥金山博物館の入口に入ると、代表者の名前を記入した用紙を渡して入館。

受付で入館料¥1100を支払ってリーフレットを貰うと、間もなく14時から始まる映像シアターの上映時間になるとの事で、まずは「金山への路」という緩いスロープを上がって映像シアター内へ。

客席には後方に5~6人程しか座ってなかったので、カレーマンと最前列に座って12分間の映像を観ました。

武田信玄の時代から南蛮貿易を経て、この地の金が鉄砲の輸入に役立てられたという内容。

改めて日本史の勉強になったなぁ~とカレーマンの方を振り向くと、こやつ居眠りしてやがった!

上映会が終わって後方で観ていた氷鉋君と3人で映像シアターを出ると次は常設展示室。

館内の展示物は撮影禁止となっているのでここでの撮影は控えましたが、大判小判やジオラマの展示物が並べてありました。

そして階段を下りて1階に戻ると次は砂金採り体験室♪室内に入る前に砂金採りの映像を見てから、実際に大きな水槽で30分の持ち時間を使って砂利の中から砂金を掬います。

内容は過去に何度か訪ねた土肥金山の時と一緒ですが、この専用の皿が土肥金山では緑色なのに対して湯之奥金山では黒。既に2年前に土肥金山で砂金採りを経験している自分とカレーマンと違って、初めて砂金を採る氷鉋君はやや苦戦気味。採れた砂金は事前に渡された小さなアクリルケースに入れて持ち帰れますが、慣れない黒の皿は天井の照明を反射するのかこちらも苦戦。

途中、スタッフのお姉さんに見て貰いながらようやくまとめて2粒採れて指先で確保すると、拡大してやっと解るという小ささ!

隣りではカレーマンが途中から善戦していたりで30分が経過すると…、

初挑戦の氷鉋君が3粒 (隠れて見にくいけど)

自分が採れたのは5粒

そしてカレーマンは6粒獲得!

砂金採りが終わって奥の休憩スペースでは砂金から指輪を作る工程が貼られてたけど、それ以前にこれだけの砂金を集める方が大変そう…。

更に砂金番付表を見てみると、何故かさとみんの名前が…?(多分本人ではない…)

そして売店に立ち寄ってみると、金色の商品が所狭しと並び、何か1つ買ってみようと選んでみたのが「黄金発見!」という¥495の謎の商品♪

ひと通り博物館を楽しんだので外の休憩スペースで休みながら駐車場の左奥に見えるふれあい橋とバイクを撮影。

時刻は15:35。停めたバイクの前に来た所、目の前の足湯が空いたのでせっかくだからとカレーマンと氷鉋君が足湯を堪能♪

こちらはしもべ黄金の足湯という「しもべ奥の湯高温源泉」を引き込み、源泉かけ流しの温泉は温度も程よく2人ともゆっくり寛げているようでした。

そして足湯から2人が上がった所でそろそろ次の目的地に向かいます。

下部温泉を出て踏切越えて橋を渡って左折すると再びR300を走り、下部温泉早川ICから中部横断自動車道に入ります。

ここは初めて走る一直線の高速道路で途中まで無料区間が続き、富士川に沿って北上して行くと見えて来る増穂PAに到着。

PA自体はそれ程広くない上、到着時は駐輪場も満車だったのですぐ横の駐車スペースに3台を停めます。

そしてここのPAはフェンス一枚で道の駅 富士川に隣接していて、敷地と設備を共用している珍しいPA。

フェンスには「道の駅 富士川のトイレをご利用下さい」 というプレートが設置され、徒歩で道の駅に入ると駐車場も駐輪場も収容台数はこちらの方が多くて敷地も広い。

周辺の外観を撮っているといつの間にか「ソフトクリームが食べたい」と話していた他の2人は建物内に入ったようで、自分も後から売店に入ります。

中は賑やかにお土産物が並び、案の定2人はソフトクリーム片手にテーブルの所に居たので、自分も同様に「シャインマスカット&バニラ」のMIXソフトを購入♪

ここで冷たいソフトを味わいながら3人で5月のツーリングを協議。5月上旬に1つだけ決まりかけてるプランがあるけど、5月下旬にももう1つという話しをしつつ、概要だけ押さえたらそろそろ売店散策を再開。

店内にはマニアックなTシャツにARURAというバウムクーヘンのショップ。

そしてゆるキャン△のキャラクター商品。

あとは見覚えある信玄餅やうなぎパイにワインらしいボトルに入った「しそジュース」!?

売店を出てみると目の前に拡がる芝生の広場!まだ明るいけど気付けば時刻は17:10。

駐輪場に戻る前に気になる展望室のプレートがあったので、せっかくだからこちらにも行ってみようと自動ドアを入ると…、

何故かエレベーター前には自転車が並べられ、2人乗りの自転車を見たカレーマンがヤッターマンに出てくるヤツとウケている内にエレベーターが到着。

3人でエレベーターで上がったフロアは少し広めの休憩スペース。その手前には螺旋階段があり、中央の柱に書かれた「太鼓堂」の文字を追って階段を上がってみると、破られた残念な太鼓が置かれていて、その周りは全周囲見渡せる窓があるだけのスペース。

螺旋階段を下りて休憩スペースから外に出ると、こちらは開放的な屋上デッキで遠くの山や富士川大橋、増穂PAに停めた自分達のバイクも見渡せるのを確認した所で、そろそろ駐輪場に戻ります。

来た時に使った中部横断道を更に北上し、何度か片側一車線から二車線になる区間を進んで南アルプスを通過し、双葉JCTを右折して再び中央道に合流。

さすがにこの辺りから交通量も増え、少しずつ日も傾いて夕暮れ時の走行に。

笹子トンネルをくぐって大月JCTも通過したら一気に談合坂SAの上り線側に到着。

往路で立ち寄った広大な下り側と違ってここは入り組んだ作りなので、誘導員さんの案内で駐輪場に停めるとまだ少しだけ空に明るさが残り、時刻は18:30。

3台のヘッドライトが点灯した状態で撮影したらここで夕食にしますが、翌日に仕事を入れてるカレーマンだけはここで離脱する事になり、「乙カレ~!」と見送ったら氷鉋君と談合坂フードコートへ。

中は思った通り混雑気味だったけど、意外と楽に席を確保できたので交代で食堂のチケットを買いに行き、2人とも「めし処 甲州亭」のメニューの中から選んで…、

氷鉋君は甲州味噌かつ丼、

自分は甲州信玄豚の極上塩豚丼を注文♪

多少の待ち時間はあったものの、ボリューム満点の旨い料理を味わえました!

食べ終えて改めて外に出るとすっかり暗くなって、時刻も19:45。

出発間際に改めて2台を撮って談合坂SAを出たら渋滞も本格的になり、慎重に進みながら相模湖を通過して小仏トンネルをくぐり、トンネルを出た所で交通量も減ってペースアップ!

そのまま一気に八王子料金所を越えて国立府中~調布も過ぎて、高井戸ICで氷鉋君のTRACERが流れ解散。

その後、自分は首都高の永福PAに立ち寄ってから環七経由で帰路に就きました。

今回のプランは8年振りのほうとう不動に湯之奥金山博物館を加えた新プランとして2月の時点で用意していたツーリングでした。砂金採り体験をできるスポットが、これまでの西伊豆・土肥金山に加えて2ヵ所になったので、今後のツーリングもバリエーションを増やす事ができるでしょう!

更にゴールデンウィーク中のツーリングで快晴に恵まれたのも気持ち良く走れる要因になったと思います。

そして次回は5月11日(土)に湾岸・ナイトツーリングを予定しています♪

参加してくれたカレーマン、氷鉋君もまたよろしく~!


今回のレポートを書き上げた後、甲斐黄金村・湯之奥金山博物館の売店で購入した「黄金発見!」が未開封だった事を思い出し、数日経ってから開けてみました!

砂の中から金にまつわるパワーストーンが出てくるという商品で、7種類の内のどれが出てくるか砂の塊の真ん中から真っ二つに割ってやろうと付属のスコップで削ってみると…、

中から透明の石が顔を出し…

取り出してみると正体はクリスタル♪

この石は「悩みや不安を解消する万能の強運石」という説明。

なので早速、付属の鑑賞用虫めがね付きケースに入れて強運を得る事にしてみます♪


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