4/10 館山城~房総散策ツーリング

参加台数:2台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R7@SHALLOW・カレーマン }


今回のツーリングは数年前から行ってみたかった館山城。そこは映画で見た里見八犬伝の資料が展示された博物館です。

前回の筑波山に続き、快晴の房総を走れればと思ってましたが、本来設定した開催日の4月3日は雨。そこで予備日の4月10日に決行となりました。

幸い予備日となった今回も天気の心配は無し!

それどころか千葉県の最高気温は22度に達するという予報だったので、服装もメッシュジャケット&メッシュパンツという組み合わせ。

そしてバイクは今年初めてツーリングに投入するR7で朝から渋滞の環八通りを走り抜けて、第三京浜の保土ケ谷PAに到着。

集合時間の9時になると今回もDF200のカレーマンが到着。軽く挨拶と雑談を交わしたらそろそろ出発します。

保土ケ谷PAを出た2台は早速、左車線のトンネルに入り横浜新道へ。

後続のDFのペースに合わせて走る要領は心得ていますが、今回こちらはR7。排気量の差が大きいのでR25の時より気を遣うかと思いきや、アクセル開度が僅かで済むので意外と楽♪

藤塚ICに差し掛かると横浜横須賀道路に入り、まずは最初の休憩ポイントの横須賀PAに到着。

既にバイクの駐輪場はすっかり満車になっていたので、2台は向かいのスペースに駐輪。

まだ4月の中旬なので今回は飛び交うツバメの姿はありません。

僅か10分程の休憩を終えたら再び横浜横須賀道路の本線を走り、次に下りたのは佐原IC。

ここからは一般道の県道27を走り、途中のコンビニに立ち寄りつつ横須賀の市街地を走り、大浜交差点を右折して久里浜港の東京湾フェリー乗り場に到着。

ところが乗り場には車もバイクも停まっておらず、どうやら前の便が出航したばかりだったようで、次の便の一番乗りのポールポジション♪

次のフェリー出航まで時間は30分以上あるので、落ち着いてキップを買ったり周辺を撮影する時間に充てられます。

窓口でそれぞれキップを買って、一旦外の階段からアーチ状の通路を歩くとどうやらここは徒歩でフェリーの2階席に直接入る為の通路らしく、引き返して建物側の2階に戻り、階段を下りて1階フロアへ。

フロア内の売店を散策すると「横須賀海軍カレー」のコーナーが!

これはカレーマン的に見過ごせないのでは?と指摘してみると、意外と無関心。

それどころか横断幕に書かれた「カレー発祥の地」が気になったようでポツリとひと言、「カレーってインドが発祥じゃなかったっけ?」

入口のパンフレットコーナーを覗くと、ツーリングのネタに使えそうなチラシ類を幾つか物色し、その中にはこれから向かう「とまや食堂」の物もあったので、事前にメニューを確認。

そうこうしている内に次の便が港に入って来ました!

係員の方がキップを切り始め、誘導に従ってバイクをフェリーの乗り口前まで押して歩き、旋回するフェリーの接岸を待ちます。

久里浜港に到着した船体からは車が出てからバイクと自転車が下りて来て、空いた車室の確認が済んだらエンジンを掛けてバイクから乗船。

今まで東京湾フェリーには何度も乗ってますが、一番乗りで入ったのは初めて♪

船内の係員の方の誘導でバイクを壁際に寄せると、途中のコンビニで買っておいたタオルをシートに置いて「この上で固定お願いします」と告げてR7は固定。

直後に入ったDFが固定されたのを見届けると、車の一団が入って来る前に客席に行こうとカレーマンを連れて階段を上がります。

バイクでフェリーに乗ったのは初めてというカレーマンを案内すると、ラウンジ風の客席も外のデッキも気に入ってくれたようで、出航前に周辺の撮影をしながらラウンジ席に座り、フェリーが旋回を始めて船旅の始まり♪

Googleマップで現在地を見て、海上を房総半島に向かう様子を確認すると一旦外のデッキに出て沢山の漁船を撮影。

船内の自販機で買った缶コーヒー片手に雑談に興じている内に船は早くも金谷港に接近。

僅か40分程の船旅も終点に近付き、フェリーはゆっくり旋回。

窓から接岸の様子を確認したらバイクの所に戻ります。

乗船時とは逆で下船時は車から先に下り、バイクと自転車は最後に下りて、金谷港に到着。

2台でスマホ地図を確認し、フェリーを見送ったらR127を左折して一旦内房なぎさラインを北上。そこから県道237経由で富津金谷ICに入り、館山自動車道へ。

再び高速道路のペースで南下したら一気に富浦ICまで進んで海沿いの県道185・鏡ヶ浦通りを更に南下。

右側に広がる海を横目に到着したのは、お食事処「とまや食堂」。

バイクでお店の前に差し掛かり、駐輪場所を探しているとお店のご主人が外を掃き掃除していた所で、「のぼりの橫辺りに停めて下さい」と教えて貰い、2台を駐輪。

簡単に撮影だけしたら早速店内へ。

お店の中は一組ぐらいしか居なくて意外と空いてる印象

手の消毒を済ませて窓際のテーブル席に座り、注文を決めてウエイトレスさんにオーダーすると、ここのご主人もバイクでのツーリングが趣味との事で、バイクでの来店客にはホット or アイスコーヒー1杯サービスという嬉しい提示があったので、2人ともアイスコーヒーをお願いしました♪

先に美味しいアイスコーヒーが運ばれ、しばらくして来たのはカレーマン注文のあじづくし定食と、自分が注文したまぐろ丼。

前回の土浦魚市場に続く海鮮メニューですが、好物なので今回も美味しく完食しました♪

2人とも食べ終わる頃には店内の席も埋まって来て、慌ただしい状況では落ち着いてご主人とバイク談議をする訳にも行かず、お会計時にコーヒーのお礼だけ伝えてお店を出ました。

満腹でとまや食堂を出ると、次に向かったのはこの日のメインとなる目的地・館山城!

バイクで走り始めて鏡ヶ浦通りを更に南下して、県道250から県道257に入れば僅か10分程で到着。

城山公園の入口には誘導員の人が立っていて、案内されたバイク用の駐輪スペースには既に何台かのバイクが停まっていて、その列に合わせてこちらの2台も駐輪。

桜が咲く公園の向こう側には館山城が見えます♪

早速身支度をして徒歩で向かいますが、ここからは芝生の公園を通り抜けて緩くて長い上り坂が続くので満腹の身には少しキツい道のり。

桜を眺めつつ途中で休みながら歩くと、やっと見えた自販機でカレーマンがポカリスエットを購入。

(まさかの筑波山と同じ展開!)

そしてようやく館山城の目の前に到着!

ここまで坂道を上がって来たので、まずはゆっくり周辺を撮影。桜の木もまだ花を残していて目の前に広がる芝生ではお花見ができそうな雰囲気。

桜越しの館山城を撮影したら早速ツイッターのプロフィール画像に採用♪

つつじ園の向こう側には海が広がり、遠くにはこの後向かう沖ノ島が見えます。

お城の周りを散策してひと休みできたので、そろそろ城内に入りますが入口には八犬士の親兵衛と信乃の姿…。

角川映画で見たイメージとはだいぶ違うようだけど、こんな可愛くていいのかな…!?

¥400のチケットを購入して中に入ると城内は博物館になっていて、ガラスケースに納められた南総里見八犬伝の資料や書物には撮影禁止の札が掲げられていたので、そちらの撮影は省略。

階段を上がって天守閣に入ると四方の窓が開いていて、東西南北全方向の眺めが一望できました。

城内の見学を終えて外に出ると坂を下りて博物館の本館へ。最初にお城で購入したチケットがあれば無料で入れるそうで、せっかくなので行ってみましょう!

お城からの下り坂を途中まで下りた所で気付いたのが博物館にショートカットできる階段。これを下りれば平らな道に出て博物館の前まで行けますが、行きにこの階段の存在を知っていれば長い上り坂を使わずに博物館側から平坦な道+階段の組み合わせで、大して疲れずにお城まで行けたはず…!

また来る機会があれば、是非そのルートで訪ねてみた方がいいでしょうね。

そして到着した館山市立博物館。正面通路ではカラスの像と飛天の像に迎えられて1階ロビーに入り、チケットを提示して館内に入りましたがこちらも撮影禁止。

中は安房地方の歴史展示で、里見氏滅亡後の江戸時代の様子や、その当時の民家を再現した民俗展示室になってました。

ひと通り見学を終えて駐車場に戻ると、そこにはビンゴバーガー2号店!

地図上では確認してましたが、この日はとまや食堂で食べた後だったので撮影だけしておきました。

館山城も博物館の本館見学も終えたので、そろそろ城山公園を出発します。

そしてバイク2台で向かった次の目的地までは僅か4分。

ビンゴバーガー同様、6年前にも来た赤山地下壕に到着。

受付の前にR7とDFを停めて受付を済ませると、ヘルメットと懐中電灯を渡されて地下壕の入口に向かいます。

すると6年前にはなかった「館山市のおもな戦争遺跡」という新しい看板が設置されていて、館山にはまだまだ見どころがある事が解ります。

渡された懐中電灯は初めて来たカレーマンに持って貰い、自分はスマホでの撮影を担当。

中の様子は以前と変わらず、斜めに走る地層が印象的な洞窟で、迷路のような入り組んだ通路はフェンスで仕切られて進入できない所も多く、奥が見えない所は懐中電灯で照らして貰いながら撮影。

地層の隙間からは水が湧き出てる所もあったりして新たな発見もありましたが、前回も気になったのは公開コース終点の向こう側。

洞窟の先に一般道があるようで車が通過する音やヘルメットを着用してない人が歩いて行くのが見えたので、行ってみたくなりました♪

赤山地下壕の歩ける通路は全て歩き、出口から外に出てヘルメットと懐中電灯を返却すると、予定外の好奇心からさっき見えた道を探してみようとバイクを始動させ、見当を付けた路地を左折してみると、狭い路地だけど該当する地点に到着できました♪

やはりこの辺りの地層も斜めの線が入っていて、フェンスの向こう側は地下壕。1つ謎が解けた達成感も味わえたので、少し撮影したらそのまま次の目的地に向かいます。

(絶好のアングルで撮影し損なってましたが、ストリートビューで正面から引いた構図を補足するとこんな感じです)

再びバイクで走り出し、県道250を一旦北上。自衛隊の横を海に向かって走り、到着したのは沖ノ島公園

道はここで行き止まりで、この先は自衛隊の敷地。

辺りは砂浜で周りは遊びに来た車が並んでます。右側の看板が示す通り、ここの地形は奥に見える島までは徒歩で行けるけど、途中が砂浜で両サイドは海に囲まれた広場のような海水浴場。

滅多に来れない所なので、またもぐるっと短い動画を撮っておきました♪

この時点で時刻は15:35。最初に組んだツーリングプランでは立ち寄り先はここが最後で、後はアクアラインで帰るだけですが、微妙に時間があるし帰り道の途中なので東京湾観音に寄ってみようという事になりました。

県道250を引き返し、昼食を食べたとまや食堂前も通過して再び富浦ICから館山自動車道を北上。

途中で一車線になるので渋滞が発生してる所もありましたが、何とか通過して富津中央ICへ。

館山道を下りてR465を進み、観音像に向かう山道を駆け上がって目の前に観音様の姿が見えた~♪

…っと思ったら、ゲートを閉める動作をしてる人の姿?

取り敢えずいつも撮影ポイントとして停めてる地点に2台を停めると、西陽の観音様をバックにバイクを撮影。

身支度をして新しくなった管理棟の受付に入ろうとすると…、

残念ながら僅か5分の差で本日の受付終了。

せっかく来たので観音様の撮影だけして今回は引き返す事に。

見せてあげたかった…カレーマンに東京湾観音の素晴らしさを…。

観音様にはまたいずれ訪ねるとして、ここからアクアラインで帰宅する途中、高速に乗ってしまうと給油ポイントが無くなるので、一旦R127沿いのエネオスで2台とも給油。

その後、何とか明るい内に富津中央ICから館山道に入り、

木更津JCTからアクアラインへ。

料金所前は相変わらずの渋滞でしたが、アクアラインの橋を渡って海ほたるPAに到着。

ここまで一気に走って来たので夕食を食べて行こうと5階のフードコートに上がり、カレーマンは何故かカレーではなく、 波市の「あさりの塩ラーメン」を注文。

そして自分はゴーゴーカレーの「まるごとトマトのキーマカレー」を注文♪

味も食べ応えも充分満足で、こちらもすぐに完食。

時刻もそろそろ19時。ここからは帰り方向も一緒なので、アクアラインのトンネルを川崎方面に走り、湾岸線から山手トンネルを抜けて首都高4号線の幡ヶ谷ICで下りたら環七通りで流れ解散となりました。

今回は前から行きたかった館山城を中心に立ち寄り先も周辺エリアに集めましたが、本当に候補地が沢山あったので、行けなかった所もありました。

見どころ一杯の館山にはまたフェリーに乗って遊びに行きたいですね!

カレーマンもお付き合いありがとう!また次回も宜しくお願いします♪


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