8/30 2りんかん祭り~道志みちツーリング

参加台数:2台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R25@SHALLOW・TRACER@氷鉋 }


前回の日原鍾乳洞から1ヶ月振りのツーリングは、ふじてんリゾートで開催される2りんかん祭り

5月以来のイベント便乗ツーリングで、この日の最高気温は37度の予報だったけど、標高の高い現地の涼しさに期待しながらR25で給油と空気圧調整を済ませて出発。

首都高から中央道に入ると土曜の朝から二車線区間の渋滞の中を走り、石川PAに到着したのは5分遅れの8:05。

一旦 周辺撮影をしながらフードコートの中で涼んで、8:30を過ぎたら石川PAを出発。

再び中央道の本線を走っていると、少し出遅れた氷鉋君からの着信。インカム越しに通話して、この後 立ち寄る談合坂SAで合流しようという事になり、気温が上がり始める中の走行で、相模湖も藤野PAも通過して談合坂SAに到着。

時刻は9:10。ここでも石川PA同様に沢山のバイクが停まっていて、駐輪場の空きスペースにR25を停めると周辺の山々を撮りつつ、冷房の効いたフードコート内に入ってトミカコーナーも散策♪

そして改めて外に戻ると、駐輪場の最前列に氷鉋君のトレーサーが到着しているのを確認。

「おはようございま~す!」と挨拶を交わしたらトレーサーの隣りが空いていたので、R25を並べて記念撮影。

暑さは更に増したようで、再びフードコートで涼んでから談合坂SAを出発。

炎天下の中央道を進んで大月JCTから河口湖線に入り、リニア実験線の高架下を通過すると、同じ方向に走る自衛隊のトラックを何台か見掛けながら一気に河口湖ICに到着。

ここからは一般道のR139を進み、この辺りから同じ目的地を目指すバイクを見掛ける中、渋滞を抜けて大坂道交差点を左折。

交通量は減り、一本道を進んで行くと道端にも2りんかん祭りののぼりが見え始め、ふじてんリゾートのゲート前に到着したら、バイクの列に並んで1台ずつ入場。

そして広い駐輪場に誘導されると思ったら、既にバイクで満車になったらしく、自分の2台前のバイクから駐輪場が変更され、出入口から近い最上部のセンターハウス前に停め、2りんかん祭り会場に到着♪

バイクを下りると標高の高い富士山麓という事もあって、空気もカラッと爽やか♪

早速身支度をして軽装でブース巡りの準備をすると、氷鉋君が新しい自撮り棒を装備。

眼下にはバイクで満車になった駐車場。そしてセンターハウス側から2りんかん祭りの場内に入って、幾つかお目当てのブースに向かいます。

まず最初に立ち寄ったのはB+COMでお馴染みのサインハウス

最近さとみんもB+COM ONEを使い始めて、その快適さを氷鉋君にも勧めていた所なので、こうして現物を見られるのはいい機会。

そして次に訪ねたのはミシュラン。東京モーターサイクルショーには出展してなかったけど、こちらも賑わっていて現行モデルのタイヤを出展。

専門的なタイヤの内部構造の話しで盛り上がる中、MotoGPの車体に貼られているレアなビバンダムステッカーも戴きました♪

早速バッグに常備してあるクリアファイルに納めると、次に向かったのはY'S GEARブース。

こちらはYAMALUBEのケミカル関係の出展の他、気になってたフープシューズとスポーツレザーグローブも確認。

そして入口ではYAMAHAのステッカー(白/黒セット)を配っていたのでこちらもGET♪

これでお目当て3ヶ所のブース巡りは達成し、スマホの熱暴走に苦しみながらも会場内のブース巡りは続きます。

アールズギアのマフラーが付いた隼とGB。

レプソルのブースではNSF100と、その向こうではトークショー開催中の青木琢磨さん。

D.I.Dブースにはロッシチェーンの他、エヴァンゲリオンのコラボチェーン。

F.バニャイアのヘルメットでお馴染みのSUOMYはアウトレットセールでかなり割引いてたけど、元がお高いので手を出せず、

カワサキPLAZAに展示されてた車体は珍しい Ninja 7 Hybrid。

そしてSHOEIのブースに来てみると、意外にも並べてあったのはZ-8のガンダムシリーズ。

同じ列のブースにはアライヘルメットも出展していて、こちらには懐かしいルカ・カダローラのリスタイルモデル♪

更に気の向くままにブース散策を続ける内に、すっかり氷鉋君とはぐれてしまった中で目に留まったのは、デグナーのブースにあったSP忠男の目玉キャップ♪

マジカルレーシングにはカーボン外装を纏ったMT-09SPとNinja H2の展示。

そしてJ-TRIPのブース前にはアプリリアのRS660。

ジュウロクホウイというブースには80年代のNSRのプラモデルやキーホルダーの販売コーナーもあって、下の方にはSHOEIヘルメットのミニチュアも♪

…と、ここまで炎天下を歩いていると太陽が雲に隠れた時しか涼しさを得られないので、一旦センターハウスに戻って館内で休憩します。

ついでにモバイルバッテリーでスマホの充電をしていると氷鉋君から連絡が入り、センターハウス裏に拡がるゲレンデ側の「ケルン」という食堂の写真と「ラーメン食べようか迷い中」というコメントを送って来たので、「今行く」と返信してセンターハウスの裏に回り、ケルンの前で氷鉋君と合流。

お互い朝から何も食べてなかったので、ここで昼食にしようという事になり、それぞれ券売機で食券を購入すると、自分は油淋鶏丼の大盛りを、

氷鉋君は赤富士ラーメンを美味しく戴きました♪

座席の前には夏場のふじてんリゾートの写真があって、降雪時にスキーコースが何本あるかも解ります。

食後にゲレンデ前を歩いてみると、リフトも動いていて、サマーゲレンデをボードで滑る人の姿も。

そして最後にもう一度2りんかん祭りの会場を散策すると時刻は12:30。そろそろバイクを始動させて、ふじてんリゾートを後にします。

2台で会場を出ると、来た時とは反対側に進み、ゴルフ場がある県道716~県道701と進み、走りながらインカム越しに一般道か高速を使うか協議して、そのまま一般道のR138に出て忍野八海の前を通過しつつ、山中湖の北側を通る形で右側に湖を見ながら県道729を進んで行くと、またもインカム越しに「眠い~」との声。

食後で満腹だし、前走車に追従して走ると眠気を催す事は経験済みなので、この場合の対応策は前を走らせて意識を活性化させるという荒療治で居眠り運転を防ぐべく、「この先にある平野交差点を左折すると、そこから道志みちが始まるから、そのタイミングでポジションを入れ換えよう」と伝え、山中湖を通過して平野交差点を左折。

そして前に出たトレーサーに続いて今度はR25が追従。この時は道が空いてたお陰で走行ペースも少し速まり、気付けばスイスイと走っているので眠気もなくなった様子。

特に渋滞する事もなく順調に道の駅どうしに到着すると、今度は駐輪場が満車状態!

やはり自分達と同様に2りんかん祭りから流れて来たライダーが多かったせいか、誘導員さんの指示で奥の駐輪場を案内されると、空いている芝生の駐輪場に到着。

いつも停めてる駐輪場よりも眺めもいいので、ここでも記念撮影♪

時刻は13:30。まだまだ気温は高いので、ここで冷たい物でも飲んで売店の中を散策します。

しばらく道の駅の中を1人で撮り歩き、再び氷鉋君と合流すると夏バテか熱中症のせいか頭痛がするらしく、少し休みたいとの事。

ツーリングの出先での体調不良なのでバイクで帰れるように、窓際の席で仮眠を取って貰い、その間に自分は外のパラソル席に座ってそよ風を受けながらスマホの充電と小川の撮影。

そろそろ仮眠も充分かな?と時計を見ると、もう14:50。

氷鉋君の所に戻るとまだ回復してなさそうだったので、場所を変えて涼しい食堂の席に座って貰い、水分補給を勧めて更に休んで貰いました。

幸い翌日は日曜だし、自分も特に時間の制約は無いので、氷鉋君の仮眠中に食堂の柱に貼られた迷子のオカメインコの ぱんち君の貼り紙を撮影。

つい6日前に迷子になったらしく、飼い主さんも心配してそうなので無事に帰って欲しいと願いつつ、仮眠中の氷鉋君も放っておけないので、ここで現役の医療従事者のさとみんに症状を伝えようと連絡を試みるも、連絡取れず…。

そうこうしている間に氷鉋君も目覚めて少しは動けるようになった様子で「そろそろ行きましょう!」と促され、バイクを始動させると再び自分が先導で道志みちを出発。

2台はしばらく順調に走って宮ヶ瀬方面に向かったものの、青根の辺りに差し掛かった時点で「また頭痛」との声。

再度日陰での休憩が必要になり、交通量の少ない日陰の路地での休憩。

しかし、ここで氷鉋君の頭痛と目眩の原因が判明。それは長年使ったヘルメットの内装を最近になって新品の内装に交換した事で圧迫感が増し、孫悟空のリングのようにジワジワ締め付けて血行不良を引き起こし、それが熱中症と共に頭痛の原因になっていたとの事。

前回の奥多摩帰りでも体調不良でリタイアしていたけど、今回は前日に飲酒してもいなかったので回復の見込み有りと判断し、氷鉋君が仮眠を取る間に検索しておいたHondaGoのサイトに従って、自販機で冷たい水を買って来て頭部周辺を冷やして貰いました。

そして気付けば17時を過ぎ。まだ明るさが残っている内に目覚めた氷鉋君の様子を確認すると、先程よりはスッキリしてそうなので行く予定だった鳥居原ふれあいの館は時間切れスルーとなり、一気にヤビツ峠を通過しようと2台で走り始めます。

道志みちを走り終えて県道64から宮ヶ瀬 虹の大橋を渡り、宮ヶ瀬北原を右折して県道70からヤビツ峠に向かうと道は少しずつ狭くなり、時折向かって来る対向車もこちらがバイクだからすれ違える場面もあって、なかなかスリリング!

久々にヤビツを走ると思った以上に距離を感じて、途中の直線路で休憩を挟みながらようやくヤビツ峠売店前の駐車場に到着したら、氷鉋君もトイレ休憩。

時刻は18:10。夏場なのでまだ明るいけど、付近の森の中からはヒグラシの鳴き声が聞こえて来たので、動画撮影を開始し、前回の奥多摩で撮れなかった鳴き声動画をスマホに収める事ができました♪

2台を停めた正面に位置するこの駐車場も10年前には10台ものバイクを並べた場所だけど、振り返るとその頃の盛況も懐かしく…、

そして売店はシャッターが下りていて、見た感じは廃墟にも見えるけどGoogleマップの情報では土・日の8:30~16:00の間は営業しているようです。

駐車場にあるトイレの外壁には丹沢の広報版と周辺の地図が貼られ、トイレ休憩を終えた氷鉋君もスッキリ回復した様子で出発準備を始めると辺りも暗くなり始め、ヘッドライトを点けた状態で2台を撮影したら夕闇のヤビツ峠を下りて行きます。

暗くなったヤビツ峠には野生動物も出没するという話しをインカム越しに氷鉋君に伝えて、熊や猪は見ないけど、以前も鹿と遭遇した会話をしながら走って行くと、言ってるそばから目の前を鹿の親子が横断!

インカム越しに「いた~!」と叫び、2台揃ってブレーキを掛けて 山側の斜面から道を横断して崖下に下りようとする2頭を 停止して横断を待とうとすると、母鹿だけ先に進み、小鹿は崖の上から怖がって止まったまま。

ここで氷鉋君から「写真撮ります?」と尋ねられたけど、後方から車が来たら危ないので「このまま通過して横断して貰おう」と答え、鹿の親子の間を抜ける形でゆっくり走り抜け、その後に小鹿も横断したと思うけど、ここは動物達のテリトリーでもあるので、9年前の「鹿だけに仕方ない」で済ませてヤビツ峠を走り切り、県道70から県道704を通って県道71を進み、東名高速の秦野中井IC手前のENEOSのセルフスタンドでR25の給油。

ここまで来たら後は東名高速で移動するだけ。夜になった事で熱中症を引き起こす心配も無くなり、秦野中井ICから東名の上り線に入ったら夜風を受けながら空いてる東名を進み、厚木ICも圏央道の海老名JCTも越えてゴール地点の海老名SAに到着♪

時刻は19:20。2台を駐輪場に停めたら海老名SAの外観を撮って、中のフードコートに入るも相変わらずの混雑で夕食は断念。

それでもここで この日最後の休憩を取ると、日中の頭痛もだいぶ軽くなったようなのでひと安心。

結局19:40頃まで雑談休憩に興じたら、この日は海老名SAで解散となりました。

今回のツーリングはふじてんリゾートで開催された2りんかん祭りで お目当てのブース巡りを楽しめましたが、猛暑に加えてヘルメットの圧迫による体調不良に見舞われた氷鉋君には苦しい旅になってしまったと思います。

帰宅後にさとみんから得られた『首、脇の下を兎に角冷やしてポカリ系を飲ませる。

もちろん、回復するまで休憩必須。死ぬからね』というアドバイスもHondaGoのサイトと一致していて的確だったと思います。(解散後だったけど)

当の氷鉋君もヘルメットの新調を予定しているようなので、購入時に適切なフィッティングができればもう頭痛に苦しめられる事もなくなるでしょう。


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