3/19 春の山梨ほうとうツーリング

参加台数:4台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R25@SHALLOW・さとみん・DF@カレーマン・KAZU }


前回の首都高・橋巡りから丸1ヶ月。今回のツーリングは昨年末に行こうとしていた山梨ほうとうツーリングです。

内容は5年前の11月に走ったルートの内容を一部アレンジしつつ短縮したプラン。

ここ最近はすっかり春らしい気候になったものの、気温はまだ低め。カイロを使う程の寒さではないけれど、前日の雨から明けたこの日はR25に乗って、首都高の永福入口の直前にあるスタンドで給油してから中央道を走り、八王子までの混雑を越えて石川PAに到着。

PA入口には既にKAZUのZX-6Rが停めてあり、駐輪場は既に満車だったのでR25はその隣りのスペースへ。

その後9時を15分程過ぎた頃、カレーマンがDFに乗って到着。

そして出発間際に3台を並べて記念撮影の後、晴天の中央道の本線へ。

上空は完全な晴れ空だけど、前日の雨の影響か富士山には厚い雲が掛かったままで、西に向かって走る3台。

次の目的地である談合坂SAに向かう途中、直行した さとみんからは「着いた」とのLINE連絡。

こちらの3台が到着する前に給油を済ませていたらしく、談合坂SA入口の駐輪スペースに到着すると、ここでさとみんのレブル500も合流。

一旦ここで10分程の休憩を済ませたら、次に立ち寄る甲州ほうとう小作の開店時間の11時到着を目指して、談合坂SAを出発します。

再び中央道の本線を下る4台の上空には依然として富士山を覆う雲。

やがて大月JCTを左折するためのレーンに入って中央道の河口湖線を南下。

リニア試験線の下をくぐって富士急ハイランドが左に見えたら河口湖ICを下りて、ここからは一般道のR139を右折。

交通量も増えて11時到着が厳しくなった頃、スマホナビの案内で時間短縮ルート候補の県道707に回り込み、目的地である甲州ほうとう小作 河口湖店に到着。

時刻は11時を僅かに過ぎ、駐車場の誘導員さんの案内で4台のバイクは正面入口前に駐輪。

開店直後のお店の前は既に行列ができていて、取り敢えずバイクを停めたら交代で行列に並び、その間に他のメンバーに身支度して貰おうと まず自分が行列に着くと、すぐにカレーマンと交代。その間に自分のヘルメットを車体に繋いだら次はさとみんも行列に入って…と、何とか全員準備ができた頃には意外にも早く入口前の水車まで進め、ここでやっと並べた4台を撮影♪

そして店内に入ると広い和室の座席数は沢山あるのに、ここでも座り切れずに台帳に名前を記帳すると23組待ち!

同様に一巡目に座れなかった他のお客さん達と売店スペースに立って待つ事にします。

これまで小作のほうとうを食べに行った事は何度かあったけど、訪ねた店舗は意外にも石和駅前通り店と山中湖店のみ。今回初めて訪ねたこの河口湖店も客席は広く、お店の周辺にも他のほうとう屋さんが立ち並ぶ激戦区だけど、陽気なさとみんは「これだけほうとうのお店があればハシゴできるね♪」と語ってましたが、一度で満腹になるのでそれは厳しいかと…。

そうこうしている内に入店から50分程で自分達の順番が来て、テーブル席に案内されると早速メニューを選択。

さとみんは鴨肉ほうとうを選び、他の3人は豚肉ほうとうを注文。

運ばれてくる間に店内の雰囲気を撮影していると、4人分のほうとうがまとめて到着♪

朝から何も食べずにここまで来たけど、できたてのほうとうの熱さと戦いながら美味しいほうとうを味わって完食♪

やはり春と秋にはほうとうを食べに行きたくなりますね。

ほうとうを食べ終えて外に出ると、早速次の目的地に向かいます。

小作の前の県道707をそのまま南下して河口湖ICに戻る方向に左折し、R139を進むとスバルライン入口の交差点を右折して着いたのは5年振りに訪ねた富士山世界遺産センター

敷地内の駐車場を進んで4台のバイクを停めると、あまり混んでいない様子。周辺の案内板を撮影して入口に進むと、まずは南館から入館します。

館内の順路に従って南館の2階に上がると、早速「冨嶽三六〇」というお目当ての富士山オブジェ♪

大きさは1/800というスケールで、和紙で作られたこの富士山は天上からの照明で、さまざまな色を映し出してくれます。

更に案内板のQRコードをスマホで読み込むと、「ふじガイド」という専用アプリが立ち上がり、館内の展示物の詳細を学べるという仕組み♪

2階の外周路の壁には「富士山のあゆみ」という題で、噴火を繰り返した末に信仰の対象へと変わって行った解説のパネル展示。

外周路を1周すると8分間の映像がモニターから映し出され、その映像に合わせて中央の富士山の色が連動して変わる演出も確認。

それを熱心に撮影するさとみんの後ろでは、ほうとうで満腹になったカレーマンが椅子にもたれて居眠りするという平和な光景…。

2階をひと通り見学したら、次はエレベーターで下りて1階フロアの見学です。

それにしても全方向に展示物があるのでどこから見ていいのか迷い、半ば手当たり次第に撮影して歩くと所々に円筒形のアクリルケースに入った「富士山ゆかりの人物」や展示パネル関係を撮影。

そしてさとみんが見ていたのは「富士山センゲン」のコーナー。

美しい富士山を守るため、言葉に表しセンゲンしよう!という趣旨の物で、パネル操作で出身地が赤スタンプ表示される項目では東京を選び、メッセージ欄はさとみんに任せて、日付と謎の「カレー命」を付け加えて貰ったら最後に記念撮影して、何だか悪ノリの足跡を残してみた所、しっかりふじガイドアプリに反映されてました♪

そして図書館風の富士山ライブラリーの外壁には大きな「冨士北麓参詣曼荼羅」という絵が展示され、この絵の中には蓮の花と猫の絵が隠されているとか。

この時はさとみんと絵を見上げて探してみたけど残念ながら見つけられず、後日このツーリングレポート作成中に、ふじガイドアプリでやっと謎が解けました♪

1階フロアの中心は和紙で出来た富士山オブジェの真下。天井からのスポットライトの色で赤や青に変化して、内側に3枚張られた扇形の幕は「胎内ビジョン」というスクリーンだそうですが、この時は何も映してなかったのですぐ隣りにある円筒形の展示物へ。

こちらは「人びとが祈り、巡った富士山頂」という山頂の巡拝の様子と、山頂からの日の出の映像。

中に入ると内側の壁にも解説があって、山頂に立ったイメージが再現されたコーナーなのでぐるっとひと回り撮ってみました。

そしてその横には「富士山をとりまく水の世界」。

富士山から湧き出す水をイメージした展示で、井戸のような円筒形の枠の中に手を入れるとセンサーが反応して映像と八種類の漢字が出て来ます。

更に先程の巡拝映像の筒の外壁には忍野八海や富士五湖の画像と、穴から覗き込める風穴の画像展示。

ここで1階の展示物はひと通り見学できたので南館エントランスの浅間神像や行衣と、販売コーナーの撮影をしたら向かいの北館へ。

北館の1階も展示室。興味深いのは17000年前からの富士山の姿を示した物で、4つのプレートと火山活動によって富士山ができたという説明。

その隣りには富士山に生息する動植物や鳥類の分布図。

標高によって住んでる鳥の種類が違うらしく、それがハンドルを回すクイズ形式になっていてそれぞれチャレンジ。

その横には富士山頂の噴火口のジオラマと溶岩の実物も展示されてました!

そして売店には富士山関係のキャラクター商品も売ってたけど、特に面白かったのがこのトートバッグ。

なかなかシュールな表情してます。

北館を出てひと通り見学も終えたら、これで富士山世界遺産センターを後にします。

駐車場に戻ってバイクを始動させたら次は河口湖の北側を目指して県道707から河口湖大橋を渡り、左側に河口湖を見ながら県道21を左折。

そのまま湖沿いの道を進んで大石公園に到着すると、4台を駐輪場に並べて記念撮影。

時刻は15:10。そして富士山は未だ雲の中…。

こちらも5年振りに訪ねた公園で、湖畔を散策しながら周囲の風景を撮影。

来園客もそれなりに多くて外国人の方々もよく見掛けたので、意外と人気のある公園なのかもしれません。

取り敢えずせっかく来たので定番のソフトクリームを食べようと売店に向かうと、そこには静岡産のイチゴと栃木産のミルキーベリー♪

今回イチゴは見るだけにして、巨峰シャインマスカットソフトを購入♪

そのまま記念撮影したら売店の2階に上がり、本来なら富士山を拝めるカウンター席からの風景を満喫しながらソフトクリームを完食すると、さとみんが「富士山カレーパン」に興味を持ったらしく青と赤をそれぞれ購入♪

そして時刻は間もなく16時。そろそろ大石公園を出て帰りの中央道方向に向かいます。

大石公園前の県道719の富士河口湖芦川線を北上し、途中の県道36から県道306を右折して中央道の一宮御坂ICへ。

ここから帰り方向の中央道に入った4台はしばらく進んだ所に位置する釈迦堂PAに入って休憩。

4台のバイクを撮影しがてらツイッターの書き込みも済ませて、PAの外に見える青い空と山の稜線も撮影♪

そして向かい側には縄文博物館という興味を引く建物…。

ここでの休憩を終えたら次は一気に談合坂SAに向かおうと告げ、再び中央道の上り線を進み、30分程で談合坂SAに到着。

ここで さとみんのレブル500だけ給油を済ませたら、混み始めた中央道に出て東京方面に進むと、圏央道で帰るさとみんは八王子JCTで手を振って離脱。

後の3台は渋滞の中央道を抜けながらそのまま流れ解散となり、それぞれの帰路に就きました。

今回は初めて訪ねた小作 河口湖店での山梨ほうとうツーリングとなりましたが、終始リアル富士山を拝めなかった事が残念な点でした。

そして改めて河口湖周辺にほうとう屋さんが多い事も確認できたので、また秋が深まった頃に改めてほうとうツーリングに行きましょう!


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