1/21 牛久大仏~霞ヶ浦ツーリング

参加台数:2台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R25@SHALLOW・さとみん }


年が明けて2023年最初のツーリングは、2016年の12月以来行ってなかった牛久大仏です。

前年の11月に行った東京湾観音の倍の高さがある全高120mもの大仏像を見る為に、朝から冷たい強風の常磐道を走って守谷SAに着くと時刻はまだ8:30。

今年最初のバイクはR25。守谷SAの駐輪場もバイクで賑わっていて通路沿いが満車だった為、奥側のスペースに駐輪。この日の予想最高気温は9℃。

1月らしく外気は冷たいので暖かい缶コーヒーを買って一旦室内で休憩していると、さとみんから到着の連絡。

駐輪場に出てみると、さとみんの赤いレブル。防寒装備で走って来たけどそれを上回る寒さだったようで、一旦室内で軽食と暖を取ってから出発しようという事になり、次に駐輪場に出たのは9:30。

守谷SA出発間際に2台を並べて記念撮影を済ませたらバイクを始動させて常磐道の本線へ。

この日の天気は眩しい程の快晴♪守谷を出て谷和原を過ぎて谷田部の先にあるつくばJCTから圏央道の外回りに入って東に進み、牛久阿見に差し掛かる辺りから前方に大仏像のシルエットが見え始め、その姿がハッキリ見えて来る頃に阿見東ICを下りて県道34を進んで牛久大仏に到着。

広い駐車場の一角にある駐輪場は大仏像をバックに撮れるベストポジションが空いていたので、R25とレブル500を並べたら早速記念撮影♪

いつの間にか今朝の強風も治まり、快晴の青空に映える牛久大仏♪

ここでの撮影は全高120mの大仏像を入れる都合でどうしても縦長になるけど、ツイッターのプロフィール画像に使う為に何度か引きの撮影にもトライして、横長アングルの画像も確保。

そして2台の撮影がてら、さとみんのレブル500単体での撮影も終えたら身支度を済ませて牛久大仏の敷地内へ向かいます。

駐車場から歩いて案内板を撮り、仲見世通りの売店を散策しながら入場受付で拝観料¥800を払って園内へ。

この日は土曜日という事で、ふれあい動物園はお休み。ウサギやモルモット達に会えないのは残念…。

参道を歩いて行くと、1/1000スケールの大仏様の頭部や牛久大仏の由来とサイズを記した案内板、その奥には撮影用のボードが並び、發遣門をくぐって親鸞聖人前の鐘をさとみんが鳴らしたら大仏像へと続く参道へ。

ここで一旦、發遣門を振り返ると門の上のガラスには大仏様が映り、その手前には金色に輝く釈迦三尊像の姿。

大仏像に向かって歩いて行くと右側には大きな梵鐘。初詣の時に浅草寺で見た除夜の鐘のような大きさで、こちらの鐘は自分が突く所を撮って貰いました。

そして梵鐘の前には胴回り2.5mという日本一の大きさを誇る青銅製の大香炉。

その先には六歩で渡る横超の橋があり、渡り終えた右側には本願荘厳の庭。

ここは手入れの行き届いた日本庭園で、澄んだ池の中では鯉と鴨が同居していました♪

そしていよいよ牛久大仏の真下に到着。大仏像の足元をぐるっと右回りに歩いて太陽が程よく覗くアングルで大仏像を仰ぎ、背中側の入口から大仏像の中へ。

入口では靴を脱いで、渡されたビニール袋に靴を入れて入館。

1階フロアは「光の世界」。壁一面に並べられた仏像がライトアップされ、奥の通路も鮮やかな光の演出で迎えてくれます。

薄暗い1階フロアの奥まで進んだら階段で2階へ。

2階フロアは展示室になっていて、大仏様の右足親指の実物大模型の展示や頭部鉄骨模型を始め、内部構造の解説と完成までの記録。

そして写真パネルは桜が満開になった頃の牛久大仏の風景。

過去に何度かツーリングで牛久大仏には来ましたが、何故か秋から冬に掛けての期間しか来なかったので、春頃に来ればきっとこんな眺めも楽しめるのでしょう。

2階フロアも順路に沿って進むと突き当たりには展望室に向かうエレベーター。

このエレベーターに乗り込んだら一気に5階まで上がります。

地上から85mの高さにある展望室に到着すると、フロア中央にある透明ケースに入った仏像や額に納められた釈尊絵伝に迎えられ、縦長の窓からは日が差し込み、正面の窓からは来る時に歩いた参道が見えます。

同様に四方の窓からは周辺の眺めが一望でき、左肩に位置する窓には駐車場が見下ろせてR25とレブルの姿も確認♪

背面側は筑波山や土浦市街と霞ヶ浦方向で、フロアの壁には大仏比較図が貼ってありました。

右肩の窓からは富士山や横浜とスカイツリーが見えるはずだけど、何とか見えたのはスカイツリーのみ…。

5階の展望室をひと通り見学したら中央の階段で4階へ。

このフロアは主に売店。さとみんがエコバッグ的な物を眺めてましたが購入には至らなかったようで、3階に下りるエレベーターに乗ります。

50m下りた3階は「蓮華蔵世界」という、牛久大仏で最も見応えある黄金のフロアで、壁一面に大小さまざまの胎内仏が納められ、購入済みの枠にはそれぞれ名前が入ってます。

そして階段で2階に下りると「知恩報徳の世界」という写経を行うフロアと念仏の間。

更に正月明けの時期に来ると展示される「新春書き初め作品展」のコーナー♪

初めて来た時に見た「癒されたい」の作品を超える書き初めがありそうな雰囲気の中、今年は「寿司ざんまぃ」とか「大阪維新」が、なかなかいい味出してました♪

更に進むと突き当たりには「金箔荘厳」のコーナー。

ここで¥300の金箔を購入すると非常口から外の蓮台に出て金箔を貼る事が出来るので、迷わず購入して金箔と専用のスプレーのりを片手に大仏像の足元の蓮台へ!

既に多くの金箔が貼られてますが、手を伸ばして貼れるスペースを探し、早速さとみんが撮影準備をする前でスプレーのりを蓮台に吹き付け、次に台紙から金箔を剥がしたら簡単に指紋が付着して破れそうになったけど、何とか貼れました!

そのついでに下から仰ぎ見るアングルで大仏様と台座下の参道を撮影。

下を見ると正面の参道を歩いて来る来場者の姿もあったので、そろそろ館内に戻って1階の出口から大仏像の外に出ました。


次に参道を戻って昼食にしようと入ったのは敷地内にある「お食事処 利根」。

ここでさとみんは「かき揚げ蕎麦」、自分は「カツカレー」を注文。

それぞれ見た目以上にボリュームがあったようで、お互いほぼ満腹♪

この後のイチゴが入る余地ないかも~と話しながら仲見世通りに戻り、売店をハシゴしながらお土産物を物色。

店内にはこれまでのツーリング時に各地で買い集めた事のあるクリスタルなんかも置いてましたが、自分は既に大仏内の売店で線香とクリスタルのストラップを購入済みでした♪

牛久大仏をひと通り見学して、帰り際に改めて横アングルの撮影をしたらバイクを始動させて牛久大仏を後にします。

駐車場を出て県道34をしばらく走り、R125の阿見美浦バイパスを左折。バイパスを進んだら中村陸橋下の複合交差点を右折して、R6の土浦バイパスを直進後、県道64を左折して到着した大関いちご園は事前に確認していた通り、休業中…!

それでもせっかく来たので誰も居ないビニールハウスの前に2台のバイクを停めて記念撮影だけ済ませたら、県道138を辿ってフルーツラインを左折。

さすがにフルーツラインというだけあって、この道沿いはいちご園のビニールハウスが立ち並ぶエリアだけど、何故か全てのいちご園が営業を終了していて、最も奥に位置する大関いちご園の直売所側に到着すると、こちらも終了!

なす術なしと諦めかけて、ふと隣りの「丸坂いちご園」の直売所を覗くと受付に人の姿が見えたので、R25のエンジンを停めて「いちご狩り受け付けてますか~?」と問い掛けると、「やってるよ~!」と嬉しい返答♪

早速、丸坂いちご園の駐車場に2台を停めさせて貰うと、それぞれ30分料金の¥1760を払って、苺の蔕(へた)入れの紙コップを受け取ってご主人の案内で苺のビニールハウスの中へ。

時刻は14:50。ご主人の話しでは、この辺りのいちご園はみんな午前中で閉めてしまうそうで、「ウチも誰も来ないからそろそろ閉めようかと思ってたんだよ」と笑顔で歓迎してくれて、「今が丁度美味しい頃だし、貸し切りだから一杯食べてって!」とハウスの中で苺の取り方を教えてくれました。

決して大きいハウスではないけど、見るとすっかり熟した大きな苺や、まだ白く熟していない苺もあって、白い苺の花と共にこれから5月ぐらいまでの間に沢山の苺が取れそうな雰囲気。

それならばと、大きく熟した苺を選んで撮影しながら摘み歩くという行程で苺を食べ始めます。

2人とも牛久大仏で満腹になるまで食べたはずなのに、フルーツは別腹のようで、艶やかで甘い苺を次から次へと食べますが、さとみんと自分がそれぞれ見つけた大粒苺はとても一口で食べられるサイズではなく、2~3回に分けてかじらないと飲み込めない程♪

そのまま30分もハウスの中で気が済むまで食べ続け、苺で満腹になるという珍しい体験もできたので、そろそろ出ようとするとタイミング良く入れ替わりで家族連れの人達が入ったので、この日の丸坂いちご園さんは午後になって忙しくなったかも…?

更に、丸坂いちご園の直売用のパック詰めの苺も持ち帰りたくなり、1パック¥550の所を どうやらご主人がさとみんの事を気に入った様子で「このお姉さんの分はサービスするから2つ持ってっていいよ~!」と、出血大サービスしてくれました♪

という事で、1パックずつの苺をそれぞれバッグにしまうと、「また来てね~!」と見送られて丸坂いちご園を後に、霞ヶ浦に向かって出発。

来る時に通ったフルーツラインの先をそのまま進み、開通後に初めてくぐった朝日トンネルを抜けて県道53へ出ますが、このトンネルが開通する前はアクセスできるルートが今も二輪車通行禁止の朝日峠しかなかったので、このエリアを走るには本当に便利になったと思います。

県道53に出た2台はここで給油する為に道沿いにあるアポロのセルフスタンドへ。

給油を済ませると時刻は15:50。そろそろ西陽が眩しくなる頃ですが、再び県道64に合流して常磐道の上を横断して県道197から県道141を経由してR354に合流。

ここまで来ればあとは一直線に進んで夕暮れの霞ヶ浦大橋を渡ります。橋の上からの霞ヶ浦はとても湖とは思えない程の広さで、冬の澄んだ空気と夕焼け空が湖面に反射して感動的な情景を走りながら眺め、道の駅たまつくりに到着。

そしていつもの撮影スポットに2台を並べますが、自転車用のスタンドやトラックが停まっていたので、限られたスペースを何とかやり繰りして夕焼けの霞ヶ浦をバックに記念撮影♪

ここでも赤いレブル500単体の撮影を敢行。夕焼けに赤いバイクが良く似合ってます。

そして撮影を済ませたら目の前の農産物直売所前に2台を移して休憩すべく建物内へ。

湖の目の前にある休憩所ではさとみんがソフトクリームを購入♪

それを窓際に持って来て貰ったら、デッキの向こうの筑波山をバックに撮影し、ついでに日没間際の霞ヶ浦と筑波山も撮影。

直売所は閉店間際のせいかいつもより空いてる様子。

ここでの休憩も終えてそろそろ走り始めますが、休憩所のデッキの下を見たらバイクで下りて行けそうだったので、様子を見にバイクで下りてみると湖の目の前。

今まで何度も来た道の駅だけど、考えてみたらここからのアングルで撮影した事はなかったし、せっかく来たんだから少しだけ停めて撮影しようという事になり、急遽エンジン始動のまま2台を並べて湖をバックに撮影♪

空のグラデーションとヘッドライトの光が雰囲気を醸し出してます…!

撮影を終えて大満足の2人は再び道の駅の駐車場を通過して霞ヶ浦大橋を戻り、R354からR125に出て土浦北ICから常磐道に入り、最初に差し掛かる谷田部東PAへ。

ここが今回の解散地点。日没後にすっかり気温が下がったのでトイレ休憩の後に帰りのルートを確認して、つくばJCTを経由して圏央道で帰るさとみんのレブルを見送ったら、自分のR25も始動させて、こちらも外環道で帰路に就きました。

こうして今年最初のツーリングは牛久大仏の見学と美味しいイチゴ狩りと、夕暮れの霞ヶ浦を巡るという内容盛り沢山の楽しいツーリングになりました!

さとみん参加のお陰で今年は1月から動けたので、昨年と同等かそれ以上のツーリングを楽しめたらと思います。

そして次回の予定は空中プラン。こちらも久々の首都高・橋巡りツーリングを予定しています。


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