3/12 春の筑波探訪ツーリング

参加台数:2台 / ルート

参加メンバー (敬称略)

{ R25@SHALLOW・カレーマン }


3月も中旬に差し掛かり、ようやく寒さも緩んだこの週はツーリング開催日の土曜日も最高気温21度という春本番の予報。

カイロ貼りの冬装備も解いて今回もR25で出発し、スタート地点の常磐道・守谷SAに到着。

SAに入ると早速目に飛び込んだのはバイクの多さ!

暖かくなって一気にツーリングシーズンの到来を実感します。

時刻も10時になり、守谷に到着したのは前回に続いてDF200に乗るカレーマン。

車体にはグリップヒーターとETCも装備されて快適性を上げての参加♪

2台を並べて撮影したら、守谷SAを出発します。

常磐道本線に合流すると、単気筒のDFに合わせて左端の車線の流れに乗って走行します。

空は快晴、春の日差しもあるので凍える事なく常磐道を進み、桜土浦ICを下りて一般道のR354を進み、大角豆交差点を左折して県道55を進み土浦魚市場に到着。

ここには何度か来た事ありますが、到着したのが11時前なので行列ができる前の空いてる時間に店内に入る事ができました!

マグロ食べ放題の食券を買ったらトレイに盛られたマグロ料理を受け取り、外のテーブル席へ。

早速写真だけ撮ったら食べ放題のマグロを戴きます♪

魚市場で食べる新鮮な魚料理は旨くてあっという間に食べられるので、カレーマンも自分も食べ放題の2杯目を貰いに行きましたが、ご飯の追加を抑えたカレーマンは3杯目まで貰いに行き、お互い満腹♪

初めて来た土浦魚市場を気に入ってくれたようでした!

食べ放題メニューを食べ終えたら、食後に市場を散策。

売場には所狭しと魚介類が並べられてましたが、その一角には とちおとめまで並んでました!

ひと通り散策を終えたら次は筑波山に向かいます。

2台のバイクを始動させたら来る時に通った大角豆交差点を直進し、学園東大通りを走ります。

この地域には昔住んでいた事もあり、懐かしさを楽しみながらの走行。

竹園とか吾妻とか覚えのある地名を通過し、筑波大学のエリアを過ぎると前方右側には筑波山の姿。

天気もいいので頂上まではっきり見えます♪

R125の交差点を直進して突き当たりを右折すると道幅も狭くなり、いよいよ筑波山の麓に到着。

県道14号を直進すると上りの狭い山道になり、麓から見えた赤い鳥居の筑波山神社前に到着。

一旦鳥居前の駐車場に車体を前進させたまま停めると、鳥居をバックに記念撮影♪

斜面での車体調整が難しかったけど、2台とも軽い車体なのでトラブルもなく向きを変えられました。

撮影を終えたら再び山頂目指して走ります。

つくばグランドホテル前を通過して緩い峠道を上り、風返峠の交差点に到着。

この交差点は表筑波スカイラインとも合流する五差路だけど、昔からの規制の為 二輪車が通れるのはここまで登って来た県道42と、山頂に向かうロープウェイの発着駅がある つつじヶ丘駐車場までの道しかありません。

風返峠の信号を左折して、頂上に向かう360ºターンも通過するとロープウェイ駅の下で駐車場入口ゲート通過の順を待ち、発券機から駐車券を受け取って二輪車の駐輪スペースに到着。

するといつもはバスが停まってるスペースに大きな重機が停まってます。

どうやら駅舎の改修工事中のようで、山をバックに撮影するつもりだったけど、できるだけ重機から離れた位置からの撮影で何とか山頂を入れた写真になりました!

バイクを下りて身支度を済ませたら、つつじヶ丘駅が空いてる内に券売機でロープウェイの往復乗車券を購入。

でも、よく見たら同じボタンで同じ券を購入したのに自分のは白いゴンドラの写真でカレーマンのは赤いゴンドラの写真!

券売機の中で交互に色違いが出るようになってるのかも?

発券して間もなく改札で駅員さんにハサミを入れて貰い、他の乗客と赤いゴンドラに乗り込むとロープウェイの出発!

だんだんと高度が上がり遠ざかる駐車場を撮ってると、空中から眼下に見える筑波山周辺の風景が広がり、遠くの霞ヶ浦の湖面も確認できました。

ロープウェイが女体山駅に到着して展望台に下りると、ここからは徒歩で山頂を目指します♪

石造りの階段にはこんな手摺りも付いてるので、ちょっと頑張れば大丈夫。

階段を登りきると案内板が設置されていて、ぬかるんだ山道の地面には僅かに雪が残るものの、寒さはありません。

それどころかこの日は少し厚着していて、飲み物入りのバッグを背負って階段を上って来たので暑いぐらいでした。

そしていよいよ山頂の御本殿が見えて来て、背後の岩を登り、女体山の山頂に到着!

過去に何度も来てるけど、この景色は何度来ても達成感を味わえます。

初めて筑波山に来て初登頂を果たしたカレーマンも、その感動を体感してくれたようで何よりです。

そしてこの日は思いつきで山頂をぐるっとひと回りスマホの動画に納めてみました♪

足場が狭いので動きが制限されての撮影でしたけど…。

登山の汗が引くまでの休憩を終えて、2人でロープウェイに戻る方向に歩き始めると、先程の案内板をマジマジと見ていたカレーマンから「せっかくここまで来たんだから、男体山の方まで歩いて行きましょうか」と予想外の嬉しい提案♪

これまで「疲れたから下りよう」という言葉は過去に何度も聞きましたが、ここまで前向きなチャレンジャーは初めてで、行った事も無い男体山までの距離も解らぬままだけど、「よ~し、せっかくだから行っとくか!」と、予定外の経路を辿り始めます。

そして歩き始めたのは山頂連絡路

途中にはガマ石という大きな岩があって説明書きを読む気力もなかったけど、後で確認したら「ガマの油」の口上発祥の地というパワースポットであると解りました。

連絡路はまだ続き、足場は悪く その上狭い獣道を歩き始めると 意外と他の登山客も子供からお年寄りまで普通に歩いて行きますが、恐らくバイクで来たのはウチら2人だけでしょう。

心配だったのはカレーマンが飲み物を携帯していない事。普段から自分のリュックには2~3本の飲み物を入れてますが、この運動量を給水無しで乗り切るのは辛そうだし自分だけ目の前で飲むのも酷だし…と思った頃に運良く「せきれい茶屋」という売店を発見♪

ここでカレーマンがポカリスエットを購入しがてら一旦休憩。2人とも水分補給をしたら再び歩き始めます。

微妙な起伏だらけの獣道はまだまだ続き、あとどの程度の距離を歩けばいいのか不安になった頃、幅広い下り階段を下りたら突然開けた所に出ました!

え?男体山到着!?と広場を見渡すと、左前方にはコマ展望台という緑色の円筒形の建物。近付いてみるとその奥にはケーブルカーの筑波山頂駅。

さっきバイクと撮影した鳥居の先からケーブルカーに乗るとこの駅に到着する事になりますが、鳥居の先には僅か2~3台分の駐輪場しかないらしく、バイクでまともに行けるのは女体山側の駐輪場しかないので、今まで何度も来た筑波山でもここに来たのは初めてでした♪

取り敢えず周辺の立て看板を撮影しがてら現在地を確認。男体山の頂上に行くには更に徒歩で登る事になります。いずれにせよバイクの所に戻るには今歩いたルートを引き返してロープウェイの往復券で下りなければならないので、その体力も温存しておく必要がある…!

と瞬時に悟った上でカレーマンに「どうしようか?」と尋ねると「せっかくだから行きたい」と模範的な解答だけど 、予定外の遠征でお互いそれなりに疲れてます。

そこで「行ける所まで行こう」と男体山頂の↑矢印に向かって階段を登り始めます…。

途中で何ヵ所か水分補給の休憩を取りながらアタックを続け、挫折しそうになった頃 やっと男体山頂上に到着!

意外にもケーブルカーの駅からは20分程で登り切れたけど、男体山御本殿の造りが平らに出来ているせいか、山頂の眺めは女体山の頂上程のスリルは感じませんでした。

それでもせっかく登頂したので、ここでも山頂をぐるっとひと回りスマホの動画に納めてみました♪

御本殿の下には共同気象観測所の案内板があって、ここからしばらく歩いた所にあるようですが、残りの行程が控えているので来た道を下りる事に。

再び険しい山道を下りると さすがに下りは幾らか楽で、来た時の半分の時間でケーブルカーの駅に到着。

更にロープウェイの駅に向かうべく途中で水分補給をしながら山頂連絡路を進み、赤いゴンドラが待つ女体山駅に到着!

ロープウェイの下りでは往路で撮れなかった白ゴンドラとのすれ違い写真も納めて、つつじヶ丘駅に戻ると一旦休憩。

山頂で飲み干したペットボトルを捨てつつ新たなソフトドリンクを買って再びバイクで出発。

料金所で¥200払って県道42を下り、筑波山の麓まで下りて県道14を左折。すると すぐ右にある「つくばわんわんランド」に到着!

ここに着いた時、時刻は15:35。幸運にも15時以降の入園は半額になるそうで、¥750で入る事ができました♪

ここには何度かツーリングのプランとして立ち寄ろうと考えてましたが、その度に立ち消えになったり4年前の12月も目の前まで来てましたがその時は入らず、今回やっとカレーマン同行のお陰で初入園です。

早速バイクを入口脇に停めて、入園口で貰った園内マップを見ながら中に入ると、まず目の前にそびえ立つのは犬型木造展望台の「モックン」。

全高11mもあるモックンは近くの県道からも見えてましたが、何度か外観が変わっているようで '90年代に車を運転しながら見えていたモックンは茶色一色の「木造」と解る姿。

その後3度も塗り替えられたらしく、いつの間にか第4形態の黄色い柴犬になってました!

目の前で見たのも当然初めてで、後ろに回ると展望台入口の階段がありますが、何かお尻から体内に入る感じ…?

階段を登って尻尾の下の入口を入ると両側に窓のある部屋があり、更に中の階段を上ると外の屋上展望台になってました。

ここから筑波山方面を眺めると、さっきまで居た山頂や神社の鳥居まで見る事ができます。

展望台を下りると目の前には大型犬展示館。

展示というより大型犬の小屋があって一部屋に一頭ずつ大型犬が暮らしている様子です。

大型犬の種類もさまざまで、詳しい犬種は判らないけど、スリムな子やお昼寝中の子や人懐っこい子達が入ってました。

その奥には子犬展示館。こちらは小型犬が中心で、隣のわんわんステージでのドッグショーに出る子達らしく、サーカス小屋のような雰囲気。

更にその隣には園内動物病院と老犬・老猫介護ホームの建物。

園内の動物達が大切に扱われている事が解ります。

そして次はいよいよここに来た最大の目的地・ねこハウス

わんわんランドなのに猫も居ると知って来てみましたが、この時間帯は休憩中のようで入口が閉まってます。

建物の横に回って中を覗くとキャットタワーやケージの中で寛ぐ猫達の姿。

中には外の様子に気付いて窓際に来てくれる子も居て、目が合ったので被写体になって貰いました♪

時刻が16時になり、ねこハウス再開の時間。係のお姉さんの説明によれば、ねこハウスは入場制限されてるので、向かいの休憩小屋の中で番号付きの席順に30人ずつ入って貰い、15分毎の入場者入れ替え制なので一旦休憩小屋でお待ち下さいとの事。

まず16:05組の人達がねこハウスに入ったのを確認するとカレーマンと一緒に休憩小屋の椅子に座り、最初の入れ替えまでの15分間、ここで休憩。

この時間を利用してこちらはツイッターに書き込みを始め、プロフィール画像もさっきの窓際猫さんに変更♪

そうこうしている内に時刻は16:20。入場者入れ替えの時間になり、靴を履き替えて手も消毒してねこハウスの中へ。

中は見渡す限り猫・猫・猫…♪

キャットタワーでお座りしている猫や鳴きっぱなしの猫、部屋の隅で大あくびしている猫。

見ているだけで癒される猫達ですが、人に慣れていて積極的に近付いて来る子達もいて、室内の餌ガチャから購入したカリカリを手の平から食べてくれたり、写真撮影OKなので部屋中で猫を撮る人も多くて、撫でて撮って楽しんでいる内に15分経過。

次の入場者入れ替えの時間となり、ねこハウスの外へ。

カレーマンに対し「大満足!」と感想を告げると、目的も達成したので わんわんランドを後にします。

バイクで出発準備をしながら、予定ではこのままR125に合流して常磐道の土浦北ICから帰るだけだけど、まだ明るいし通り道に小田城跡があるので立ち寄ってみようという事になり、2台は一旦県道14から脇道に外れて小田城跡に到着。

駐車場に2台を停めて小田城跡歴史ひろば案内所に入ろうとすると16:30で閉館という残念な結末…!

ここも4年振りの再訪だったけど、せめて付近を徒歩で散策するだけでもと城跡の方に歩き、石塔を撮影。

更に本丸跡に行ってみると、こちらもシャッターで塞がれて入れず。

下から芝生で覆われた土塁の写真だけ撮って駐車場に引き返すと再びバイクを始動させて土浦北IC方向へ。

田園風景の県道14からR125に合流して幹線道路を進み、土浦北IC手前のエネオスで2台とも給油。

その後、土浦北ICから常磐道に入ると桜土浦も谷田部も通過してスタート地点と反対側の守谷SAで最後の休憩。

日没時間も過ぎて空もだんだん暗くなり、SAの休憩スペースで次回の予定を相談し、この日のツーリングはここで終了。

と言っても帰りは同じ方向なので常磐道を直進して首都高6号線の加平ICで下りて環七通りを一緒に走り、そのまま流れ解散でそれぞれの帰路に就きました。

今回は土浦魚市場のマグロ食べ放題から、カレーマンにとって初の筑波山で女体山&男体山のW登頂という番狂わせな快挙も達成し、念願だったわんわんランドで猫に癒されるという盛り沢山な内容になりました!

最後の小田城跡だけは空振りというオチが付きましたが、快晴で春本番のツーリング日和に達成感を味わえる1日となりました!

次回は3月27日(日)の東京モーターサイクルショー見物を経て、

4月3日(日)。フェリーで千葉に向かい、まだ行った事のない館山城に向かいます。


戻る