4/3 忍城~太平山桜まつりツーリング

参加台数:2台

東京モーターサイクルショーを挟んで今年5回目のツーリングは再び桜見物です。2月末に見に行った河津桜に引き続き、今回はソメイヨシノ。

お花見の前には奥会津の和食を食べて、忍城(おしじょう)と生姜神社の見学にも行くので、珍しく純和風な行程になりました。

開催日の4月3日は一週間前からずっと変わらぬ曇り予報でしたが、このプランは桜の開花時期に合わせて自分とつくばの250さんで組んだプランなので、可能な限り延期せずに決行するつもりでいました。

ところが東京地方は前日の土曜の夜から雨…。日曜の朝になっても小雨が降り続きましたが、雨曇レーダーでは埼玉北部には雨が降らない流れだったので、東京の雨は無視してレインウェアを着込み、スタート地点の東北道・蓮田SAに向かいました。

小雨の中を走って到着してみると案の定誰も来ず、しばらく待ってる間に空が明るくなって雨も止み、LINEではつくばの250さんから「奥会津に向けて出発~」との書き込みも確認したので、久喜ICを下りて奥会津に向かいました。

今年初めて来た奥会津。駐車場で開店待ちしてると、つくばの250さんが到着。二人で開店直後に入り、テーブル席の隅に着席。ここは山盛りの蕎麦で有名なお店ですが、手堅く食べ切れる量の海老天丼を注文。

それでも実際に運ばれて来るとやはり量は多めで、ボリューム充分な天ぷらで今回も満腹。お店の入口には既に順番待ちの列も見えたので、ゆっくり休む間もなく荷物をまとめて外の駐車場へ。

上空は雲が残りながらも少しずつ晴れ間も見えて来たので、ここからは晴れ装備で自分が先導車となり、次の目的地の行田市に向かいます。

奥会津のすぐ横を通る県道12号からR122を北上、R125に出たらそのまま西にしばらく進むと行田市役所前を左折。水城公園のエリアに入るとすぐ左手に見える「十万石饅頭・水城公園店」に立ち寄ります。

過去のツーリングでも埼玉エリアに行く時は何度か十万石饅頭での買い物休憩を挟んで来ましたが、この店舗は初めて。敷地も広くて雰囲気もいい場所なので、まずバイク2台を駐車場に停めて記念撮影。

店内ではタンクバッグに入る分のお土産用と自分用の饅頭を買い、つくばの250さんはどら焼きを購入。早速お店の外で食べながら軽く休憩。気が付けば外はすっかり晴れてました!

目の前の水城公園から忍城はすぐ近く。5分程バイクで走れば到着です。

案内された駐輪スペースにバイクを停めて歩いてみると、忍城の周辺も満開の桜で一杯!お城の外観を撮ろうと散策してると、現地でイベント活動している方達の撮影会もやっていて、なかなかの盛り上がりを見せていました。

この忍城は「行田市郷土博物館」というのが正式名称だそうで、入口は博物館から入る形です。通路の廊下を歩いて行くと城内に入れるようになっていて、中の展示物は撮影禁止ですが昔の忍城を再現したジオラマや明治時代に撮られた写真の展示もありました。

展示物や昔の資料を見ながら階段で最上階まで上がると全方向見渡せる天守閣になっていて、窓からは満開の桜の風景を楽しむ事もできます。

全フロア、ひと通りの見学を終えてバイクの所に戻るとまだ15時前。ここからは一気に栃木県に向かう予定なので、先導は土地勘のあるつくばの250さんに交代。

時間にも余裕があるので高速は使わずに幹線道路を羽生市~館林市~佐野市と繋いで、栃木県に到着。そのまま栃木市内にある「岩下の新生姜ミュージアム」へ。

こちらも初めての場所。駐車場は2ヵ所に分かれていて、正面入口は既に満車だったので隣の敷地にあるもう1つの駐車場に案内されました。

ここは生姜を扱った博物館のようで、事前に見ていたホームページでは「展示や遊具、体験、食を通じて新生姜のあるシアワセを感じていただけるミュージアム」との事で、外観も館内も見事に生姜をイメージしたピンク一色!

その為か館内は女性客や家族連れが多い印象。入口右側には売店、正面にはビアノが置かれたステージ、壁には著名人のサイン色紙が飾られ、

順路を進むと生姜にまつわる広告やレシピの展示、モニターからはCMが流され、隣の部屋にはアルパカのぬいぐるみ(生姜のキャラクター!?)が並べられてるかと思えば、その奥には賽銭箱やおみくじまで置かれた「ジンジャー神社」があって、どの部屋もピンク一色という徹底ぶり!

ひと通り見てから入口のフロアに戻ってみると生姜ソフトが売ってたので試しに買ってみましたが、意外にも味はイチゴ風味で後味に少しだけ生姜の味が残る感じで美味しかったです。

時刻もそろそろ17時。次はこの日の最終目的地、「太平山桜まつり」を見に行きます。

新生姜ミュージアムからも近い場所にあって、向かう途中の道端にも太平山の案内看板が並んでます。しかし日中は渋滞するらしく、この日は夕方狙いで向かったので渋滞らしい混雑は無し。

山道を上り始めると道の両側の桜がトンネルを作っているような場所が幾つもあって、少し道幅の広い所に停めて記念撮影。

この時既に17:30を過ぎていましたが、春分の日も過ぎて日が長くなっていたので頂上付近に到着した後もまだ明るい内に満開の桜を見る事ができました!

(↑河津桜との比較)

タイミング的にもちょうど満開の時期だったようで、もし延期してたらここまでの桜は見れなかったでしょう。散策がてら桜の写真を撮ってから再びバイクに跨がり、少しずつ暗くなる太平山を下りながらもその途中にあった見通しのいいヘアピンカーブで更に撮影して麓まで下りると、すっかり暗くなってました。

最後は東北道・栃木IC付近のコンビニで解散する事になり、セブンイレブン栃木インター店に到着。軽くコーヒー休憩しながら次回のプランについて話し、この日はここで解散。

参加人数は少なかったものの、うまく雨を避けつつ純和風なツーリングを終えて帰路に就きました。


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